試験情報

群馬銀行(2016年)

公開日:2016年5月27日

群馬銀行 西井覚さんからの推奨メッセージ

IT知識はもちろん、やりがいや自信も得られる「情報処理技術者試験」

西井覚さん

群馬銀行

群馬県出身。2010年4月に群馬銀行の沼田支店に入行。2013年2月、同システム部へ異動し、現在、システム部業務グループにて勘定系オンラインの為替業務を担当。

大学卒業後、群馬銀行に入行し、2013年には念願のシステム部への異動を実現した西井さん。異動とともに、同部で必須とされていた「基本情報技術者試験」に続き、翌年には「応用情報技術者試験」にも合格。現場で活躍しながら、「情報セキュリティスペシャリスト試験」合格を目指している西井さんに、この試験のメリットなどについてお話を伺いました。

システム部への異動がきっかけとなり 「情報処理技術者試験」にチャレンジ!

大学時代は情報学部に在籍し、システムエンジニア向けのコースを専攻。また、自身の出身地である群馬県で働きたいという想いがあり、システム開発ができる地元企業に的を絞って就職活動を開始しました。その中で、群馬銀行を選んだのは、安定した経営基盤があることはもちろん、地銀の中でも比較的規模の大きいシステム部があり、行内で開発も行っていることに魅力を感じたからです。

入行後は銀行員として、まずは一通りの業務を経験し、希望していたシステム部に配属されました。異動後に同部で必須とされていた「基本情報技術者試験」に合格。翌年には、「応用情報技術者試験」もチャレンジし、合格しました。

標準スキルや知識全般が学べ、 実務にも役立つ国家試験。

現在は、システム部で、勘定系オンラインシステムの為替業務を担当しています。営業店に配属されていた頃は、勘定系システムはもとより、為替業務の仕組みについての知識もなかったので、異動時はとても苦労したのを覚えています。ですから、私が初めて手がけたプログラムが、銀行の屋台骨となるシステム上で動いているのを見た時は、感動したと同時に、大きなやりがいも感じました。

その後、キャリアを積んできましたが、実務だけでは、どうしても知識の片寄りが生じてしまいがちです。国家試験である情報処理技術者試験は、IT関連の標準知識やスキル全般をカバーした内容が出題されるため、実務に直結しない分野や、自身が意識したことのない領域についても学べるというメリットがあります。実際、この試験を受けたおかげで、私自身、視野が広がり、プロジェクト管理やリスク管理などを意識しながら仕事ができるようになりました。また、日々の業務の中で様々な分野のエンジニアの方と話をする機会もあるのですが、そうした時に基礎知識がベースにあるため、意思疎通がスムーズにできるなど、とても役立っています。

プラス連鎖が拡がる、未来のために。

情報処理技術者試験は、自身のIT知識のレベルや立ち位置を確認するための指針となります。また、合格すれば、ITエンジニアとしての実力を証明する材料となり、周囲からも一定の評価を得られ、自信にもなるでしょう。自信と誇りを持って仕事に取り組めば、仕事の精度も上がり、やりがいも感じられるようになるなど、プラス連鎖が拡がっていくはずです。私も日々、それを実感しています。

とはいえ、試験は職場からの後押しのない環境で積極的に受験することはなかなか難しいものです。私の場合、当行に「スマートに働き、より早く退行する」という『スマ早運動』や、自己啓発奨励金制度があることが、学習時間の確保やモチベーションにつながっています。

キャリアを進化させるため、 高度試験合格を目指して猛勉強中!

当行では多くのお客様の個人情報を扱うことから、次は「情報セキュリティスペシャリスト試験」合格を目指して猛勉強中です。また、金融とIT(情報技術)を融合したフィンテック革命が金融業界では起こりつつあり、銀行でもITの幅広い知識の必要性や重要性がより高まっていくと感じています。将来的にマネジメントやシステム企画などへとステップアップしていきたいと考えているので、「ITストラテジスト試験」や「プロジェクトマネージャ試験」などの高度試験にも挑戦していくつもりです。

情報処理技術者試験は、キャリアを進化させていくのにも役立ちます。一緒に、合格を目指して頑張っていきましょう!

群馬銀行
拠点数

国内/149店舗、海外/1店舗 平成28年3月31日現在

設立

1932年(昭和7年)9月

めざす企業像

地域とお客さまの明日をサポートし、ともに成長する地域金融グループ

地域とお客さまの幅広いニーズに向き合い、真に役立つ金融ソリューションの提供を通じて、ともに次のステージに向けた一歩を踏み出す地域金融グループを目指します。