試験情報

相互認証:シンガポールの試験制度について

最終更新日:2020年11月11日

1. 試験実施機関

2. 試験制度

(1) 試験区分

ITプロジェクトマネージャの認定試験として、CITPM(Associate)、CITPM、CITPM(Senior)の3段階

(2) 試験実施時期

5月、11月の年2回、試験(プロジェクト経験レポートの審査)を実施。

(3) 受験資格と試験形式

各試験は、学歴およびプロジェクトマネージャとしての経験の有無による受験資格がある。
試験は受験者の経験に基づくプロジェクト経験レポートをSCSに提出し、これを審査することで行われる。ただし、CITPM(Associate)の場合は、ISSが実施するITPM(IT Project Manager)試験(6月と12月に実施)を受験して合格する方法もある。

  • CITPM(Associate)
    次のいずれかの要件を満たすことにより認定される。
要件1
  • IT学位 あり
  • 応募資格とITプロジェクトの経験年数
    経験年数1年
  • 試験又はレポート審査
    ITPM試験を受験し合格
要件2
  • IT学位 なし
  • 応募資格とITプロジェクトの経験年数
    経験年数1年
  • 試験又はレポート審査
    ITPM試験を受験し合格
要件3
  • IT学位 あり
  • 応募資格とITプロジェクトの経験年数
    経験年数3年
  • 試験又はレポート審査
    プロジェクト経験レポートを提出し合格
要件4
  • IT学位 なし
  • 応募資格とITプロジェクトの経験年数
    経験年数4年
  • 試験又はレポート審査
    プロジェクト経験レポートを提出し合格
  • CITPM
    次のいずれかの要件を満たすことにより認定される。
要件1
  • IT学位 なし
  • 応募資格とITプロジェクトの経験年数
    経験年数6年
  • レポート審査
    プロジェクト経験レポートを提出し合格
要件2
  • IT学位 あり
  • 応募資格とITプロジェクトの経験年数
    経験年数8年
  • レポート審査
    プロジェクト経験レポートを提出し合格
  • CITPM(Senior)
    次の要件を満たすことにより認定される。
要件1
  • 応募資格とITプロジェクトの経験年数
    CITPM取得後、5年間の経験
  • レポート審査
    プロジェクト経験レポートを提出し合格
(4) 合格証署名

SCS 会長(President)とIDA最高執行責任者(CEO)による連名の合格証書を交付

(5) その他

CITPM(Associate)、CITPM、CITPM(Senior)の有効期限は5年。
5年の有効期限後はSCSの再認定を受けるか上位試験の認定を受ける必要あり。

3. 日本との相互認証

  • 2001年 8月24日:相互認証締結
  • 2010年11月19日:改訂

シンガポールの試験区分名と日本の試験区分名の項目

CITPM (Certified IT Project Manager)

プロジェクトマネージャ