「情報セキュリティに対する意識調査」は2005年から脅威調査を、2013年から倫理調査を実施しています。前者は、一般国民のサイバーセキュリティにおける脅威の認識と対策の実施状況を、後者はネットモラルに対する現状把握などのため、実施しているものです。
今年の脅威調査では、“標的型攻撃”といった脅威名の認知度、脅威の遭遇経験および被害経験のほか、パスワードの管理方法など、11項目について調査を実施しました。
また、倫理調査では、昨年のコロナ禍において問題となったSNSを使ったデマの拡散や、未成年者がスマホを介して知り合った人と面会したことで発生した事案を受け、調査設計を再考、質問項目の見直しを行いました。
倫理調査において、新たに実施したことは以下の通りです。
- 調査対象者を投稿経験者に限定
- 質問項目の新設
- SNSでの拡散経験
- SNSでネガティブな投稿後に発生したこと
- SNSで知り合った人との面会経験
- SNSで知り合って実際に会った理由・きっかけ
- 実際に会った結果、発生したこと