アーカイブ

エンタプライズ系事業/プロセス改善

本事業は、2006~2012年度に実施しました。

国際標準に準拠し、組織能力を向上させるベストプラクティスを普及

増大化、複雑化するソフトウェア開発・維持および管理において、高い品質を維持し、効率的に進めるために、ISO/IEC 15504のフレームワークに基づく「プロセス改善」によって、組織能力を向上させる必要があります。数々の「プロセス改善」の事例を取り上げ、現場レベルから、経営者にいたる種々のステークホルダの意識変革に取り組みたいと考えています。また、海外の動きにも留意しながらも、日本的なるものを追求したいと考えています。
  • プロセス改善8 ステップ(15504-4での改善サイクル)

プロセス改善8 ステップ(15504-4での改善サイクル)

これまでの主な成果物

1.プロセス改善ナビゲーション・ガイドシリーズ

ガイド名 概要 主なコンテンツ
なぜなに編
なぜなに編
そもそもプロセス改善とは何か?、何を目指すのか?、どのようなアプローチがあるのか?等、プロセス改善の概念や概要を整理し、まとめたもの

プロセス改善ナビゲーションガイド 〜なぜなに編〜
  • なぜプロセス改善
  • プロセス改善の姿・形
  • プロセス改善の留意点と実施体制
プロセス診断 活用編
プロセス診断
活用編
アセスメントモデルベースのプロセス改善を推進しようとしたときに、道具として必要となる、アセスメントモデルの活用方法についてエッセンスをまとめたもの

プロセス改善ナビゲーションガイド 〜プロセス診断活用編〜
  • プロセスアセスメントの活用
  • アセスメントモデルを活用するにあたって理解しておきたいこと
  • 組織の能力を測る道具
  • 国際規格15504への適合性検証
  • アセスメントの実施
虎の巻編
虎の巻編
プロセス改善を推進する上で抱く実務的な疑問に答える形式でとりまとめた、実務者向けガイドブック

プロセス改善ナビゲーションガイド 〜虎の巻編〜
  • プロセス改善における10の勘所
  • プロセス改善8ステップ
  • プロセス改善8ステップ 一問一答
  • プロセス改善事例
ベスト プラクティス編
ベスト
プラクティス編
実際のソフトウェア開発現場で実施されたプロセス改善事例の中から、参考となる事例:ベストプラクティスを統一した様式でまとめたもの

プロセス改善ナビゲーションガイド 〜ベストプラクティス編〜
  • 効果的プロセス改善のための情報共有の必要性
  • プロセス改善とベストプラクティス
  • ベストプラクティス集

自律改善編
現場が創意性を高め、仕事の成果に対する視野を広げていくのに役立つことをねらいとして作られた「SPINA3CH自律改善メソッド」について、実施手順も含めて解説しています。
活用事例も掲載され、適用イメージをつかみやすくしています。

プロセス改善ナビゲーションガイド〜自律改善編〜
・解説編
・実施手順編
・活用編
・道具編

2.ソフトウェアプロセスの供給者能力判定及びアセスメントキット-IPA版 (SPEAK-IPA)

自分たちの仕事の仕方を客観的に見直すことも時には必要です。 SPEAK-IPAは、モデルベースのプロセス改善を推進しようとしたときに活用いただくことを目的としたアセスメントモデルです。

特徴

  • ISO/IEC 15504に準拠した日本発のモデル
  • いろいろな分野でISO/IEC 15504に沿ったアセスメントモデルを作成する場合の参考例として提供
  • 標準アセスメントモデルと軽量アセスメントモデルの提供
  • アセスメント手順を含む
  • フリーに活用できる

ダウンロード

SPEAK-IPAアセスメント成果物
SPEAK-IPA利用性向上に関する提言
SPEAK-IPA利用性向上ワークシートと改訂版SPEAK-IPAの有効性評価報告書  
SPEAK-IPA一式

3.SPINA³CH 自律改善メソッド

SPINA³CH自律改善メソッドは、ソフトウェアの開発プロセスに問題意識を持つ技術者向けに、改善活動に役立つヒント等を盛り込んだツール類をとりまとめたプロセス改善の手法です。

特徴

  • プロセス改善に取り組みやすく、改善活動が継続されることをねらいとしている。
  • 開発技術者が改善の必要性に気づき、何からはじめたら良いかを分析・絞りこみ、自ら改善策を検討する手段/ツールを提供。
  • 提供ツールを使うことでその検討過程を見える化し、関係者の中で情報が共有、振り返りができる。
  • また、改善策の検討では、自分たちの知識・経験だけでなく、先人の知恵といったものも参照するきっかけがあり、検討の幅が広げられる工夫がなされている。

ダウンロード

SPINA3CH 自律改善メソッド

使用条件

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)は 、IPA/SECの研究開発成果物の普及啓発活動の推進を希求し、その趣旨に賛同する利用者に対して、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下に本ツールの利用を許諾します。

クリエイティブ・コモンズ
http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.1/jp/
本ツール は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 2.1 日本 ライセンスの下で提供されています。

4.教材と活用ガイド

上記手法やツールの利用法を示し、状況に応じて適した手法、ツールを使用したプロセス改善活動を実施出来るよう、その手助けとなるガイド類とプロセス改善推進者向けの教材を提供します。

特徴

  • 最低限、理解しておくべきものと、受講者の役割やレベルに応じて取捨選択できるものに分けて提供
  • 個々の組織でプロセス改善の研修教材の作成が不要
  • 本教材をカスタマイズし、組織の成熟度や受講者のレベルに応じた研修が可能

ダウンロード

プロセス改善活用ガイド
プロセス改善推進者向け教材

使用条件

「プロセス改善推進者向け教材」の使用条件ついては、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)は、IPA/SECの研究開発成果物の普及啓発活動の推進を希求し、その趣旨に賛同する利用者に対して、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下に利用を許諾します。

クリエイティブ・コモンズ
http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.1/jp/
本ツール は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 2.1 日本 ライセンスの下で提供されています。

関連資料

公開日 資料名
2012年3月 プロセス改善活動についての自律的な活動を推進する新たな手法を英訳
SPINA³CH自律改善メソッド概要(英訳版)

【使用条件】
「SPINA³CH自律改善メソッド概要(英訳版)」の使用条件ついては、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部ソフトウェア高信頼化センター(SEC)は、IPA/SECの研究開発成果物の普及啓発活動の推進を希求し、その趣旨に賛同する利用者に対して、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下に利用を許諾します。

クリエイティブ・コモンズ
http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.1/jp/
本ツール は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 2.1 日本 ライセンスの下で提供されています。

セミナー資料