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企業向けワークショップ「OSPOレベル1構築ワークショップ」(全3回)

公開日:2025年10月16日

OSPOレベル1への第一歩。自社のオープンソース推進を見える化し、実践へ繋げる。
「OSPOレベル1構築ワークショップ」は、企業がオープンソースソフトウェア(OSS)を「安心して使う」ための社内体制、すなわち「OSPO(Open Source Program Office)(注釈1)レベル1の状態」を整えることを目指します。単に答えを教えるのではなく、参加者自身が考え、自社に最適なOSS活用推進の考え方を習得し、具体的なドキュメント作成に繋げる実践的なプログラムです。
(注釈1) OSPO(Open Source Program Office):企業や組織において、OSSを効果的かつ安全に活用し、管理し、貢献するための専門部署やチームのことです。OSPOは単なる管理部門ではなく、OSSを通じて社内外とつながり、共創や技術革新を推進する「橋渡し役」としての役割も担っています。「レベル1」とは、企業としてOSSがビジネス戦略及びテクノロジー戦略の重要な部分であることを認識し、OSPOを組織する段階に到達することを意味します。

開催情報

開催概要

主催

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

協力

The Linux Foundation TODO Group

開催日時

第1回:2025年11月6日(木曜日)15時00分~17時00分
第2回:2025年12月2日(火曜日)15時00分~17時00分
第3回:2026年1月22日(木曜日)15時00分~17時00分

  • 各回終了後(17:00~17:30)に任意の相談会を開催予定です。
  • 2026年3月にワークでの成果や気づきを発表・共有する場を設けます(日時と会場は後日調整)。

申込方法・期間

申込方法

下記のエントリーフォームよりお申込みください。
エントリーフォームには外部サービス(WEBCAS)を利用しています。
お申込み完了後、申込受付完了メールを配信します。

  • 定員を超える申込みを頂いた場合、受付を早期に締め切る場合がございます。

定員

会場参加のみ・先着順10社程度(1社あたり4名までのチームで参加)

  • 組織単位での募集となります。
  • 会場のキャパシティを鑑み、最終的な参加組織数は前後する予定です。
  • ワークショップ全3回すべての参加が条件となります。

参加費

無料(会場までの交通費はご負担ください)

開催場所・開催方法

会場

独立行政法人情報処理推進機構
東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス13階
(変更が生じる可能性があります。)

備考

参加のメリット・効果
  • 自社におけるOSS推進の明文化と体制整備:業務でのOSS活用・管理に関する社内方針・ガイドラインの基盤整備に直結
  • 行動計画の具体化:実践的な行動計画を策定し、部内で展開可能
  • 他社の事例・ノウハウの取得:同様の課題を持つ企業とのディスカッションにより、自社にとって実行可能な戦略を抽出
こんな方におすすめします
  • OSSの社内活用や管理に初めて取り組む方、またはこれから体制を整備したいと考えている方
  • OSSの利活用を推進したいが、何から手をつければ良いか分からない担当者やリーダー層
  • OSPOの概念や、社内におけるその役割について、基礎から実践的に学びたい方
  • OSSに関する専門知識は現在不十分でも、自社のOSS推進に意欲的に貢献したいと考えている方
  • 他社の事例や考え方を参考にしながら、自社独自の推進計画を具体的に描きたい方
開催概要をまとめた文書です。社内回覧等でご利用ください。
10月2日に開催した事前説明会に不参加だった場合もエントリーは可能です。

講師・メンター紹介

メンター

講師写真

はっとり ゆうき

服部 佑樹 氏

GitHub Japan Customer Success / Sr. Architect, The InnerSource Commons Foundation President

主にGitHubの企業向けの技術的な支援を実施。日本国内においてGitHub Copilotの普及を積極的に推進している。また、オープンソースの文化やプラクティスを企業内に導入し、企業のサイロを解消する「インナーソース」の普及にも力を入れている。この活動を通じて、非営利団体であるInnerSource Commons Foundationのプレジデントを務めており、インナーソースの世界的な発展に貢献している。著書に「コード×AIーソフトウェア開発者のための生成AI実践入門」「DevOps Unleashed with Git and GitHub」がある。

講師写真

わたなべ あゆみ

渡邊 歩 氏

株式会社日立ソリューションズ シニアOSSスペシャリスト・日立OSPOメンバー/The Linux Foundation Japanエバンジェリスト

日本企業におけるOSS活用推進やSBOM対応のためのプロセス定義やポリシー策定などのコンサルティングを担当。知識・経験の共有と繋がりの構築をテーマに、OSSコミュニティ活動や講演等の情報発信を通じて、組織の枠を超えたコラボレーションの創出と推進に尽力している。The Linux Foundation OpenChain Japan Planning リーダーも務める。

他、講師の招へいを予定しています。

ファシリテーター

講師写真

ガオリュウ 氏

Dialogue Design

開発ベンダー、公共系SIer、ソーシャルゲーム企業にてシステム開発や研修講師に従事。その後独立し、研修内製化の支援、顧問ファシリテーターを企業向けに展開。現在は内製化支援コーチとしてチームが主体性を持った活動ができるようファシリテーションとコーチングを活用したアプローチで支援を行っている。

イベント行動規範

本イベントでは、以下の行動規範を適用しています。
本イベントに参加することにより、以下に記載されている行動規範を遵守することに同意するものとします。

イベントの記録に関する注意事項

参加にあたっては以下の注意事項についてご了承いただきますようお願いいたします。

  • 講義部分を主催者側が撮影・記録させていただく場合がございます。撮影した講義部分の動画等は、後日配信される可能性があります。
  • イベントの様子を主催者側が撮影させていただく場合がございます。撮影した写真及び動画(参加者が被写体となったものを含みます)は、IPAオープンソース推進の広報活動を目的として、IPAウェブサイト上での開催報告やその他資料として活用(外部への公開を含みます)いたします。
  • イベントの開催前・開催中・終了後に、マスコミ各社による取材活動が行われることがあります。その場合、会場にいるみなさんの顔や姿が映り込む場合があります。

個人情報の利用について

お申込み時に伺った情報は以下の目的にのみ利用させて頂き、ご本人の承諾なく他の目的には利用いたしません。

  • お申込み頂いたイベントに関するご確認、および変更等に関するご連絡
  • フォローアップアンケートのご送付
  • 次回以降のIPAオープンソース推進関連イベントのご案内

IPAの個人情報保護方針(プライバシーポリシー)につきましては、以下をご確認ください。

会場地図

駒込駅側出入口は工事中のため、他の出入り口にお回りください。

お問い合わせ先

IPA デジタル基盤センター セミナー事務局

  • E-mail

    disc-infoアットマークipa.go.jp