様々なサービスがオンライン化され、スマートフォン(以下、スマホ)の世帯保有率も79.2%(*1)となるなど、多くの人がインターネットを生活の一部として利用しています。一方、インターネットサービス利用者の金銭や情報の詐取を狙い、その手口も巧妙化の一途をたどっています。その結果、利用者が思わぬトラブルや犯罪に巻き込まれるケースも少なくありません。そのため、利用者は身近な脅威や手口について理解し、適切な対策による自衛が望まれます(*2)。
毎年実施している本調査では、パソコン(以下、PC)およびスマートデバイス(以下、SD)でのインターネット利用者を対象に、情報セキュリティ対策の実施状況、SNS投稿時の意識、法令遵守に関する意識などについて集計しています。調査結果の主なポイントは以下のとおりです。
(*1)
総務省 令和元年版情報通信白書 情報通信機器の保有状況
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd232110.html
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd232110.html
(*2)
IPAでは、下記、「調査結果の主なポイント」(5)~(9)に関連する対策を動画で紹介しています。以下のURLからご参照ください。
https://www.ipa.go.jp/security/measures/start.html
https://www.ipa.go.jp/security/measures/start.html