長期にわたって保守開発をしてきたシステムは、レガシー化が進んでいませんか?
経産省が発表した「DXレポート(※1)」においては、デジタル技術を活用して新たなビジネス・モデルを創出・柔軟に改変するデジタル・トランスフォーメーション(DX)を進める際に、技術面の老朽化、システムの肥大化・複雑化、ブラックボックス化したレガシーシステムが足かせとなっていると指摘されています。一方で、このようなシステムの再構築は、簡単ではありません。そこには、「現行業務仕様の理解不足」などによる再構築に特有の問題が内在します。この問題の解決には、上流工程においてリスクを明らかにして、対策をユーザ企業とベンダ企業で合意することが重要です。
そこで、本セミナーでは、ユーザ企業が現行システムの再構築を計画する際に、最適な手法を選択し、正確かつベンダ企業と齟齬を生じさせない「システム化計画」を策定するために必要な観点や留意すべきポイントについて、「システム再構築を成功に導くユーザガイド 第2版」を用いて解説します。
また、ユーザ企業とベンダ企業が合意形成する際に役立つ、現場の事例を交え、問題解決のポイントを紹介します。
さらに、経営層やシステム部門長、プロジェクトマネージャなどに向けて、システム再構築の際に発生しやすいトラブルとその対策をまとめた小冊子「デジタル変革に向けたITモダナイゼーション企画のポイント集」を用いて、経営層を含めたステークホルダ内でリスクと対策を共有し、システム再構築の計画に合意するポイントを掴んでいただきます。
(※1)「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~(簡易版)」P7,20 参照
※本セミナーは、2018年2月15日、2018年8月21日開催のセミナーと一部同一の内容を含みます。
主催 | 独立行政法人情報処理推進機構(IPA) |
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共催 | 一般社団法人情報サービス産業協会(JISA) |
後援 | 特定非営利活動法人 IT コーディネータ協会(ITCA) 一般社団法人日本情報システムユーザ協会(JUAS) |
開催日時 | 2018年11月27日(火)13:30~17:30 |
開催場所 | 〒113-6591 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス13階 独立行政法人情報処理推進機構内 会議室 (アクセスマップ) |
定員 | 60名 |
参加費 | 2,000円(税込)
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募集対象 | ユーザ企業やベンダ企業にて、システム再構築の企画・計画など、上流工程の実務を担当する方。 |
セミナー で学べる こと |
現行システムの再構築を計画する際の適切な手法の選択方法と、リスクを抽出する方法と対策の観点を学ぶことで、システム化計画書を作成するポイントをつかむことができます。 |
配布物 |
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※セミナー会場でのお食事はお断りしております。ご了承ください。(お飲み物のお持ち込みは可能です。)
ITコーディネータの方へ
本セミナーは、ITコーディネータ協会(ITCA)に後援をいただいていますので、実践力ポイント獲得の機会となります。ITコーディネータの方も奮ってご参加ください。
※ポイント認定につきましては、遅刻・早退を認めておりませんので、あらかじめご了承ください。
● 出席証明書はセミナー受付時にお渡ししますのでお申し出ください。
● セミナー終了後、事務局確認印を押印いたします。
氏名、ITC資格No.をご記入の上、受付にお越しください。(事務局確認印が無い場合、ポイントは無効です)