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情報処理システム高信頼化教訓のリンク集(ITサービス編)

本事業は、2013~2019年度に実施しました。

教訓一覧

情報システム高信頼化教訓集(ITサービス編)に収録されている教訓一覧から個々の教訓を照会できます。

ガバナンス/マネジメント領域

 以下の表の教訓IDをクリックすると、各教訓の詳細をご覧いただけます。

教訓ID
教訓の種類
教訓のタイトル
G21
システムに利用期限のある機器/ソフトを組み込む際の教訓 サーバ証明書等の有効期限の確認方法を工夫せよ
G20
システム運用環境変更の品質に関する教訓 「システム運用環境変更時の品質向上」は正攻法の成功事例に学べ!
G19
システム開発現場のコミュニケーションとモチベーション向上に関する教訓 みんなで唱和!障害減らす教訓共有
G18
障害対策を立案する際に利用部門と取り決めるべき事項に関する教訓 障害対策とは許容時間内の回復や停止中の業務継続まで具体化すること
G17
重要サービスの運用に関する教訓 サービスの重要度を識別し、それに応じた連絡体制や障害検知の仕組みを作れ
G16
本番環境における作業ルールに関する教訓 本番環境へのリリースは、保守担当が無断でできないような仕組みを作るべし!
G15
保守作業時のリスク管理に関する教訓 保守作業は「予期せぬ事態の発生」を想定し、サービス継続を最優先として保守作業前への戻しを常に考慮すること
G14
キャパシティ管理のマネジメントに関する教訓(その3) 設計時に定めたキャパシティ管理項目は、環境の変化にあわせて見直すべし
G13
キャパシティ管理のマネジメントに関する教訓(その2) キャパシティ管理は関連システムとの整合性の確保が大切
G12
キャパシティ管理のマネジメントに関する教訓(その1) キャパシティ管理は、業務部門とIT 部門のパートナーシップを強化するとともに、管理項目としきい値を設定してPDCA サイクルをまわすべし
G11
システムの運用・保守に関する教訓 システムの重要度に応じて運用・保守の体制・作業に濃淡をつけるべし
G10
システム動作の疑義問合せがあった場合の対応に関する教訓 関係者からの疑義問合せは自社システムに問題が発生していることを前提に対処すべし!
G9
非常時代替事務マニュアルに関する教訓 システム利用不可時の手作業による代替業務マニュアルを作成し定期的な訓練を行うべし
G8
共同利用システムの利用者間情報共有に関する教訓 共同利用システムでは、非常時対応を含めて利用者間の情報共有を図ること
G7
クラウドサービス利用時の障害対応体制に関する教訓 クラウド事業者と利用者が連携した統制がとれたトラブル対応体制を整備すべし
G6
作業ミス、ルール逸脱の問題に関する教訓 作業ミスとルール逸脱は、個人の問題でなく、組織の問題!
G5
共同利用システムの業務処理量予測に関する教訓 サービスの拡大期には業務の処理量について特に入念な予測を実施すべし
G4
障害発生時連絡の情報共有に関する教訓 運用者は少しでも気になった事象は放置せず共有し、とことん追求すべし
G3
上流工程での運用部門の関与に関する教訓 運用部門は上流工程(企画・要件定義)から開発部門と連携して進めるべし
G2
発注者の要件定義責任に関する教訓 発注者は要件定義に責任を持ってシステム構築に関わるべし
G1
事業部門と情シス部門の役割分担に関する教訓 システム開発を情シス部門だけの仕事にせず、各事業部門が自分のこととして捉える「態勢」をつくることが大切

技術領域

 以下の表の教訓IDをクリックすると、各教訓の詳細をご覧いただけます。

教訓ID
教訓の種類
教訓のタイトル
T33
排他制御に関する教訓 入念な方式設計と多段階の確認は当たり前、個人情報を扱う場合には特に排他制御に気をつけて
T32
周期起動を持つシステムに関する教訓 周期処理、「時間」と「変化」を監視せよ!
T31
障害マニュアルに関する教訓 復旧手順は、システムとその環境の変化に対応させ常に最新に!
T30
ネットワーク2重化の敷設に関する教訓 意味がない、一緒に束ねた2重化配線!
T29
システム環境の変化への対応に関する教訓 単位などの定義が異なる制限値、連携するシステム間で使っていませんか?
T28
基幹系システムにパッケージソフトを適用する際の教訓(その2) パッケージを更新する時は、変更内容の詳細確認と回帰テストで二重に安全を確保せよ
T27
基幹系システムにパッケージソフトを適用する際の教訓 (その1) パッケージはサポートを買え
T26
既存システムの流用開発に関する教訓 既存システムの流用開発はその前提条件を十分把握し、そのまま利用可能な部分と変更する部分を調査して実施する
T25
原因不明の障害への対応に関する教訓 障害原因が不明でも再発予防と発生時対策はできる
T24
障害中の運用に関する教訓 サービス縮退時の対策を考慮せよ
T23
障害監視機能のあり方に関する教訓 障害監視は、複数の観点から実装し、障害の見逃しを防げ!
T22
バッファプールの管理に関する教訓 隠れたバッファの存在を把握し、目的別のしきい値設定と超過アラート監視でオーバフローを未然に防止すること
T21
運用保守で起きる作業ミスに関する教訓 作業ミスを減らすためには、作業指示者と作業者の連携で漏れのない対策を!
T20
パッケージ製品の機能カスタマイズに関する教訓 パッケージ製品の機能カスタマイズはリスクを認識し特に必要十分なチェック体制やチェック手順を整備して進めること
T19
RDBMSのクエリ最適化機能に関する教訓 リレーショナルデータベース(RDBMS)のクエリ自動最適化機能の適用は慎重に!
T18
既存システムとのデータ連携に関する教訓 新たなサブシステムと老朽化した既存システムとを連携する場合は両者の仕様整合性を十分確認すべし
T17
定期的な再起動に関する教訓 長時間連続運転による不安定動作発生の回避には定期的な再起動も有効!
T16
修正パッチの適用に関する教訓 システム構成機器の修正パッチ情報の収集は頻繁に行い、緊急性に応じて計画的に対応すべし
T15
データ一貫性の確保に関する教訓 緊急時こそ、データの一貫性を確保するよう注意すべし
T14
Webページ更新時の性能に関する教訓 Webページ更新時には、応答速度の変化等、性能面のチェックも忘れずに
T13
業務シナリオテストに関する教訓 利用者の観点に立った、業務シナリオに即したレビュー、テストが重要
T12
互換部品の入れ替えに関する教訓 新製品は、旧製品と同一仕様と言われても、必ず差異を確認!
T11
サイレント障害に関する教訓 サイレント障害を検知するには、適切なサービス監視が重要
T10
共有ディスクのメッシュ接続に関する教訓 メッシュ構成の範囲は、可用性の確保と、障害の波及リスクのバランスを勘案して決定する
T9
不測事態発生への備えに関する教訓 検証は万全?それでもシステム障害は起こる。回避策を準備しておくこと
T8
仮想化時の運用管理に関する教訓 仮想サーバになってもリソース管理、性能監視は運用の要である
T7
バックアップ切替え失敗に関する教訓 バックアップ切替えが失敗する場合を考慮すべし
T6
本番環境とテスト環境の差異に関する教訓 テスト環境と本番環境の差異を体系的に整理し、障害のリスク対策を練る
T5
サービス視点での変更管理に関する教訓 サービスの視点で、「変更管理」の仕組み作りと「品質管理責任」の明確化を!
T4
システム環境の変化への対応に関する教訓 システムに影響する変化点を明確にし、その管理ルールを策定せよ!
T3
テストパターンの整備に関する教訓 現場をよく知り、現場の知識を集約し、現場の動きをシミュレートできるようにすべし!
T2
システム全体を俯瞰した対策に関する教訓 蟻の目だけでなく、システム全体を俯瞰する鳥の目で総合的な対策を行うべし!
T1
フェールソフトに関する教訓 サービスの継続を優先するシステムにおいては、疑わしき構成要素を積極的にシステムから切り離せ(“フェールソフト”の考え方)