プレスリリース
独立行政法人情報処理推進機構
公開日:2025年12月17日
独立行政法人情報処理推進機構(IPA、理事長:齊藤裕)と一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会は様々な領域を横断し、多面的な視野を持つ若手セキュリティ人材を創出する新プログラム「セキュリティ・キャンプコネクト」を2026年3月26日(木曜日)から3月29日(日曜日)の4日間で開催します。本イベントは2026年1月6日(火曜日)までエントリー受付中です。
近年、社会のデジタル化の加速度的な進行に伴い、サイバー攻撃や関連する法的トラブル等は、職種や業界に関わらず誰もが直面しうるものとなりました。特定領域(AI、法律等)の専門性と高度なサイバーセキュリティの知見の双方を兼ね備え、多面的に検討し対応できる人材が求められています。
こうしたニーズに答えるため、IPAでは、若年層サイバーセキュリティ人材の発掘・育成を目的として2004年以来実施してきたセキュリティ・キャンプ事業の経験をもとに、今年度から新たなプログラム、「セキュリティ・キャンプコネクト」を立ち上げました。
本事業は、セキュリティを軸に、他分野との掛け合わせから新たな価値を創出することを目的とした教育・交流プログラムです。
セキュリティ・キャンプ2026コネクト
2026年3月26日(木曜日)~3月29日(日曜日)
マイステイズホテル新浦安コンファレンスセンター(千葉県浦安市明海2-1-4)
JR京葉線、武蔵野線「新浦安」駅南口より徒歩15分
全体で40名程度
無料(交通費・宿泊費含む)
但し、受講に必要なPCや通信環境等、受講生本人でご用意いただくものがあります。
IPAサイトよりエントリー後、期日までに応募課題を提出してください。
2026年1月6日(火曜日)23時59分(JST)
2026年1月13日(火曜日)23時59分(JST)
参加にあたっては、居住地や年齢等、応募要件があります。各クラスの応募要件をご確認ください。
(申込みフォームは外部サービス(WEBCAS)を利用しています。)
サイバーセキュリティに強い法律家を目指してもらうべく、法的思考とセキュリティの視点の両面から課題を捉える力と、サイバー分野における法務実務・リスク対応の基礎知識を身に付けます。
LLMやマルチLLMエージェントシステム(MAS)など、急速に進化するAI技術に内在するセキュリティ課題を体系的に学びます。
脅威情報の収集・分析技法、および脅威自体の理解(攻撃者の理解)について、技術的・非技術的な観点から学びます。
実際のものづくり、特に近年盛り上がりを見せる「自作キーボード」と「セキュリティ」をコネクトして、モダンな組み込み開発とものづくりにおけるセキュリティについて考えます。
講師が制作した「RPGのような世界で動くOS(RPGOS)」を参考に、常識にとらわれないOSの表現方法を探求します。
IoTデバイス、IoTシステムをセキュアにするだけでなく、どのようなアプローチでセキュリティに寄与できるかなど実際に議論し、機能追加にチャレンジします。
IPA セキュリティセンター セキュリティキャンプ事務局
