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IPAでは「情報セキュリティ白書」を毎年発行しています。企業のシステム開発者・運用者を対象に情報セキュリティの現状や、今後の対策のために役立つ情報を提供するとともに、パソコンやスマートフォン等の情報機器を使用する一般の利用者に対しても情報セキュリティの概観や身近な話題をわかりやすく提供することを目指しています。
2013年度には、水飲み場型攻撃(注釈1)でウイルスに感染したパソコンからの情報流出、インターネットバンキングにおける不正送金被害の拡大(注釈2)、パスワードリスト攻撃による不正アクセスの多発等、インターネット利用者を狙う様々な脅威と被害が確認されました。
これらの状況を考慮し「情報セキュリティ白書2014」では、頻発する脅威および将来の脅威を見据えた下記の新たなトピックを加えています。その他、従来どおり情報セキュリティインシデントの具体的な事例や攻撃の手口、対策、国内外で進められている情報セキュリティ政策や法整備の状況等、情報セキュリティに関する広範なテーマを取り上げています。
「情報セキュリティ白書2014」の構成は、まず序章にて2013年度の1年間に情報セキュリティ分野において注目すべき10項目の出来事を概説しています。次に、国内外における情報セキュリティインシデントの状況、具体的な事例と攻撃の手口、脆弱性の動向や企業・政府等における情報セキュリティ対策の状況を述べています。続いて、国内外における情報セキュリティ政策や関連法の整備状況、情報セキュリティ人材の現状、国際標準化の動向、情報セキュリティの普及活動についても解説しています。加えて、スマートデバイスや制御システム、自動車、医療機器の情報セキュリティの動向や、オンライン本人認証の動向等を注目するテーマとして解説しています。
なお、本白書は、2014年3月17日に公開した「2014年版 10大脅威 複雑化する情報セキュリティ あなたが直面しているのは?」も第二部に収録しています。
IPA セキュリティセンター セキュリティ対策推進部 セキュリティ分析グループ
IPA 戦略企画部 広報戦略グループ
2021年3月29日
価格表示を税込み総額表示に変更
2019年4月5日
本書の購入に関するお問い合わせ先を追記
2018年12月3日
印刷書籍版の取扱情報を更新
2015年1月26日
楽天koboでの電子書籍版の販売を記載
2014年8月8日
電子書籍版の発行日等を記載
2014年7月31日
概要説明資料を掲載
2014年7月15日
掲載