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プレス発表 4月1日付け「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」は2,206名、登録人数は9,181名に

これまでの記録69歳が更新され、登録者の最年長記録は76歳に

2018年4月2日
独立行政法人情報処理推進機構

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:富田 達夫)は、4月1日付で新たに2,206名を国家資格“情報処理安全確保支援士”(以後、“登録セキスペ”)として登録し、登録証の交付とともに、「登録者公開情報(脚注1)」等を公表しました。

登録セキスペロゴマーク IPAは2018年4月1日付け(第3回 2018年4月登録分)で“登録セキスペ”を新たに2,206名登録しました。これにより、4月1日時点の“登録セキスペ”の登録人数は9,181名となりました。この新規登録分は2017年8月1日~2018年1月31日までに登録申請を受け付けたものです。

 登録者にはIPA理事長名の登録証、および今後3年間の講習受講計画を送付するとともに、IPAウェブサイトにて登録番号、氏名、勤務先などを含む「登録者公開情報」等を公表しました。

 “登録セキスペ”とは、サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を有する専門人材の育成と確保を目指して、2016年10月に創設されたサイバーセキュリティ分野初の国家資格(名称独占)です。資格の取得には、試験の合格後登録申請が必要で、登録者は定期的な講習受講が義務づけられています。本資格は、既に企業や組織での技術力の証明や、セキュリティ技術者育成に活用され始めています。

 なお、次回2018年10月1日付登録の申請受付けは既に始まっており(脚注2)、締切りは次の通りです。

  ・“登録セキスペ”試験合格者:同年7月31日(火)(当日消印有効)
  ・経過措置対象者(脚注3):同年8月19日(日)(当日消印有効)

 経過措置対象者の登録申請期間は上記のとおり8月19日をもって終了し、これ以降、“登録セキスペ”として登録することはできません。そのため、国家資格取得には改めて“登録セキスペ”試験の合格が必要になります。登録を希望する経過措置対象者は、期限までに申請手続きを行う必要があります。

 2018年4月登録者(2,206名)の属性は以下のとおりです。今回の登録者では、最年長記録が更新され、76歳となりました。



男女構成

男女構成についての図表

年齢構成

年齢構成についての図表

合格試験区分(経過措置対象者)

合格試験区分(経過措置対象者)についての図表

合格試験区分(情報処理安全確保支援士試験合格者)

合格試験区分(情報処理安全確保支援士試験合格者)についての図表 上記の試験区分別人数以外に、32名の試験免除対象者(脚注4)が含まれます。

地域別(脚注5)

地域別についての図表

業種別(脚注6)

業種別についての図表

脚注

(脚注1) 登録項目は登録番号、登録日、氏名、生年月、勤務先名、連絡先、得意分野、保有スキル等があり、登録者の同意が得られた項目のみを「登録者公開情報」としてウェブサイトに公開。

(脚注2) “登録セキスペ”になるには:

(脚注3) 「情報セキュリティスペシャリスト試験」または「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験」合格者。

(脚注4) 情報処理の促進に関する法律第7条に基づき、試験に合格した者と同等以上の能力を有すると認められた者。

(脚注5) 登録申請書に記載された「自宅住所」(都道府県)に基づき集計。

(脚注6) 登録申請書に添付された「現状調査票」の記載に基づき集計。