最終更新日:2019年6月6日
本ページの情報は2019年6月時点のものです。
2018年8月13日(火曜日)〜17日(土曜日)
クロス・ウェーブ府中
選択コース 5トラック
集中コース 3トラック
選択コース 50名(男性46名、女性4名)
集中コース 35名(男性34名、女性1名)
大学59名、専門学校10名、高等専門学校7名、高等学校4名、中学校4名、中等教育学校1名
12歳〜22歳(平均年齢:19.6歳)
「 自由なエンジニアとは何か —OSCを全国各地で150回以上やって分かったこと— 」
(担当:宮原 徹)
参加者がグループに分かれて、講師から与えられたテーマについて議論している様子。
(担当:川口 洋)
企業による情報セキュリティ分野の実務紹介の様子
(写真は、ライン株式会社によるもの)
D6「組込みリアルタイムOSとIoTシステム演習~守って!攻めて!ロボット制御バトルで体験する組込みセキュリティ~」
(担当:松原 豊)
Y「システムプログラミングトラック OS開発ゼミ」
(担当:内田 公太)
どのメニューも好評でした。
参加者へは、1名1室の部屋が用意されるので、4泊5日という長い期間でもしっかりとプライバシーを守ることができます。
全国大会2019に参加された受講生の感想をご紹介します。
私同様、自分の技術力に対して不安を抱いている受講生は少なからずいましたが、全員がこの貴重な場でなにか得ようと頑張っていて、その姿を見て私も負けていられないと自分の恥をかなぐり捨てて他の受講生の方と交流することができました。セキュリティ・キャンプに参加して、こういったコンプレックスをある程度解消できたのは、こと自分に至っては最も大きな恩恵、成果だったのではないかと思います。
今回のキャンプに参加し、大きな収穫が2つありました。
1つ目はプログラミング、セキュリティに関する知識を深めることができたこと。僕自身、これまでプログラミングの技能やセキュリティに関わる知識に自信はありませんでしたが、今回の成功体験を通して自分自身に自信を持つことができるようになりました。
2つ目は、IT関連技術に対し意識やレベルの高い方達と交流し、人脈を作ることができたこと。開発に対して更なる向上心を持ち、多種多様な刺激を受けることができたのは、一緒に参加した方たちのおかげだと思っています。
今回のセキュリティ・キャンプへの参加は私にとって一つの挑戦でした。なぜならセキュリティの勉強などをしたこともなかった私が、それでもセキュリティ・キャンプに挑戦してみようと思ったのは、将来、セキュリティ技術に関する道に進み、ものづくりをする人が安心して活動できるような環境作りがしたい、セキュリティについての勉強をしたいという思いがあったからです。
専門講義が実際に始まってみると、内容についていくのが大変でしたが、講師・チューターの方々だけでなくトラックの参加者も共に私の質問に応えてくれたおかげで、講義に参加し始めた頃よりはるかにレベルアップすることができました。成果発表では稚拙なプレゼンテーションしかできず悔しい思いをしましたが、キャンプの後にどうするかが大切だと私も考えているので、この悔しさをバネにすることで今後の目標をたて、達成にむかって努力していきたいと思っています。
セキュリティ・キャンプを通して、私が想像していた以上の密度でたくさんのことを学べました。そして自身の進路決定に関するヒントを得ることができました。
私はいま高校生で、キャンプの参加者全体で見ると学年が低い方です。周りは多くが大学生ですので、私が間も無く直面する進路決定を、情報の道に進むべく行った人たちです。 普段学校で大学生の話を聞いて進路について考える場はあっても、周りに自分が進もうとしている分野にごく近い道に進んだ人たちがたくさんいる環境はありません。
もし私が誰かにセキュリティ・キャンプを勧めるなら、それは大学生以下の人たちです。ぜひ、僕と同じように、進路決定のためのヒントを、技術的な知識同様に得てほしいと思います。