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2018年度未踏アドバンスト事業公募概要

  • 最終更新日:2018年3月8日
  • IT人材育成本部
    イノベーション人材センター
    未踏人材グループ

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公募の概要

本公募では、市場性、開発実現性、事業性を兼ね備えたITを活用した革新的なアイディア・プロトタイプ(製品・サービスの企画・構想を練っている段階、製品・サービスのプロトタイプ開発を継続している段階)を有し、起業または事業化に強い関心を持つ未踏的IT人材(脚注1)からプロジェクトを募集します。

脚注1 未踏的IT人材:ITを駆使してイノベーションを創出できる優れたアイデア・技術力をもつ人材を指します。

提案者の要件

提案者は、以下の条件をすべて満たすことが必要です(年齢制限はありません)。

  1. 2名以上からなるグループ(個人の集合体)であること(法人格のある組織としての提案は受け付けません。)
  2. 提案者全員が「採択テーマでの起業をする」もしくは「既存組織で新規事業を立ち上げその事業の推進者となる」ことを前提としていること
  3. 過去の未踏アドバンスト事業において採択されていないこと
  4. 事業支援期間(契約書における委託期間)に示す期間の間、日本に在住していること
  5. 提案プロジェクトを活用して、日本のIT関連産業の発展に寄与する意欲があること
  6. 反社会的勢力との関係性がないこと

※ 採択にあたっては、経営未経験者を優遇いたします。

募集プロジェクトの要件

対象とするプロジェクト分野は特に定めませんが、市場性、開発実現性、事業性を兼ね備えたITを活用した革新的なアイディア・プロトタイプ(製品・サービスの企画・構想を練っている段階、製品・サービスのプロトタイプ開発を継続している段階)を有し、起業・事業化につなげたいと考えているプロジェクト案件を募集します。

提案テーマは、以下の条件をすべて満たすことが必要です。

  1. 未踏性がある(ITを活用して世の中を変えていけるようなイノベーティブ性・ディスラプティブ性・バリュークリエイティブ性をもつ)テーマであること
  2. 2次審査時点でプロトタイプ以上のものができており、審査会場でデモンストレーション可能なこと
  3. 育成期間終了までに下記a.もしくはb.のいずれかが実現できる計画となっていること(終了時点での起業・事業化実績は求めませんが、将来具現化できるシナリオが明確になっていること)
    1. 提供する製品・サービスのαもしくはβバージョンレベルが出来ており、実際の事業化活動(営業活動開始など)ができていること
    2. 提供する製品・サービスのベースとなる動作サンプル(実施計画した内容以上の進化をしていること)が出来ており、その後の事業化計画が信頼性の高いレベルで明確化できていること
  4. 応募するテーマが事業化済(そのテーマ内容により収入を得ている)でないこと
  5. 応募するテーマに対して最近2年間、他の公的助成を重複して得ていないこと

※注意事項

  • 提案内容については、他人の保有する特許等に抵触していないか十分注意してください。
  • 応募は、1グループに対し1プロジェクトのみとします。

新規事業主体者性確認

未踏アドバンスト事業が人材育成事業であり、企業が行う事業への支援・助成ではないことを明確にするため、本事業による育成後当人がそのテーマに基づく事業を主体的に運営する一員となっていることを必須事項として求めます。この考えに基づき、採択者については、下記の制約条件を求めます。

(期間中に起業・事業化に至らない場合は、育成期間終了後5年に渡り追跡確認をいたします。)

1.起業のケース

  • テーマ採択者(イノベータ)の少なくとも一人が、未踏アドバンスト事業を活用して起業を行った後、代表取締役もしくは代表社員となっていること。(今後大きく成長することを求めることから、起業の形態は、株式会社・合同会社を基本とし、個人事業主は認めません。)
  • テーマ採択者(イノベータ)は原則として全員、当該会社の役員もしくは従業員となること。(期間中のみのアルバイト的な対応の方やアドバイザ的な立場の方は、本事業の育成対象としません。)
  • 証跡として、起業した会社からの所属証明書(企業社印を押印)をご提出いただきます。

2.事業化のケース

  • テーマ採択者(イノベータ)の少なくとも一人が、未踏アドバンスト事業を活用して起こした事業の運営責任者となっていること。
  • テーマ採択者(イノベータ)が、原則として全員、本事業を活用して起こした事業の推進メンバーに含まれていること。
  • 証跡として、所属企業からの事業化に対する覚書(企業社印を押印)をご提出いただきます。

公募要領

公募内容、事業概要等の詳細については、下記の公募要領をご覧ください。

記入要領

以下の書式を利用して、提案書を作成してください。なお、記入要領につきましては、公募要領を参照してください。

申請書・プロジェクト提案書・事前確認シート【様式1&様式2&様式3】・提案プロジェクト詳細説明【様式4】

Kuffner PMの指導を受けたい方は、日本語版の他に英語版の提出もお願いします。

承諾書

所属組織からの承諾書

所属組織からの了解を証明するものとして、採択決定後、契約に際して承諾書を提出していただきます。承諾書に関しては、公募要領P20「8.その他(2)」に説明があります。承諾書の提出ができない場合、辞退していただくことになります。

承諾書は、以下の記載例を参照して作成してください。

父母もしくは同等の親族等の保護者からの承諾書

未成年の応募者は、父母もしくは同等の親族等の保護者からの了解を証明するものとして、二次審査(ヒアリング)の際に承諾書を提出していただきます。承諾書に関しては、公募要領P20「8.その他(3)」に説明があります。

承諾書は、以下の記載例を参照して作成してください。

応募方法

提案書類は、電子申請にて受け付けます。電子申請以外での提出は受け付けませんので注意して下さい。

申請にあたり応募のエントリー(事前申請)が必要となります。
 詳細は公募要領内「5. 応募方法等」を確認してください。

公募受付期間

2018年度未踏アドバンスト事業の公募への申請締切日及び締切時刻は、2018年4月24日(火)23:59までとし、締切時刻までに電子申請で受理されたものを有効とさせていただきます。

応募のエントリー(事前申請)の受付期間は2018年4月20日(金)12:00(正午)まで

添付ファイルを含めて、全ての情報がIPAに転送された時刻をもって受理時刻とし、締切時刻までにIPAで受理した提案について審査を行いますので、申請にあたっては、余裕を持って送信していただくようお願いします(特に添付ファイルの容量が大きい場合は要注意)。

なお、ログイン後、長時間申請を行わない場合、セッションが切れますのでご注意ください。

これらのことにご留意いただき、時間的に余裕を持って送信していただくようお願いいたします。

二次審査(ヒアリング)の予定

一次審査を通過した提案プロジェクトに対して二次審査を行います。二次審査の日程は、一次審査を通過した提案者に個別に連絡します。

公募説明会

以下の日程で、2018年度未踏アドバンスト事業の公募説明会を実施いたします。

  • 日時:2018年3月14日(水)18:30-19:30

※公募説明会に関する詳細情報や参加申込みは、以下のWebページをご覧ください。

FAQ

本事業の公募に関するお問合せは、まず以下のFAQをご確認ください。

FAQに記載されていないご質問につきましては、下記お問合せ先に電子メールでお問合せください。

お問合せ先

本公募に関する問い合わせは、先ず、本公募のFAQをご確認ください。
その他のご質問につきましては、以下の連絡先へ電子メールにてお問合せください。

IPA IT人材育成本部 イノベーション人材センター 未踏人材グループ
未踏アドバンスト事業 事務局
E-mail: innnov-advanced2018-kouboアットマークipa.go.jp

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2018年3月8日
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