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産業サイバーセキュリティセンター」では、制御システムを有する企業・団体のサイバーセキュリティ対策の統括部門の責任者(部門長、CISO、CIO等)の方を対象に、短期プログラムCISO向けセミナー(2日間)を提供しています。本年度最終回となる第3回のセミナーを3月2日・3日に開催することになりましたので、お知らせします。
本プログラムは、制御システム(OT:Operational Technology)を有する企業を守る為のベストプラクティス、自社組織に適用可能なサイバーセキュリティ投資の根拠となるリスク分析、インシデント管理の実行フレームワーク等について、講義とウォーゲーム・セッション(机上演習)を通じて理解を深めていただけるよう、米国IronNet Cybersecurity社※のナレッジ・ノウハウをベースに、我が国の社会インフラ・産業基盤の防護をテーマにオーダーメイド開発されたもので、米国の最高情報セキュリティ責任者(CISO)経験者やサイバーセキュリティ専門家が多数来日して実施されます。
本年度最終回となる今回のセミナーでは、同社の最高経営責任者を務めるキース・B・アレクサンダー将軍(米国国家安全保障局(NSA; National Security Agency)元長官、米国サイバー軍初代司令官)も来日し、特別講義を行うとともに1日目のネットワーキング懇親会にも参加する運びとなりました。企業におけるサイバーセキュリティ対策を強化していく上で重要な組織強化、人材の活用に関する内容も含まれており、産業サイバーセキュリティセンターのセンター長の中西宏明(株式会社日立製作所取締役会長兼代表執行役)もスピーチを行います。
なお、本プログラムは、主として英語による講義・演習が中心となりますが、日英同時通訳、日本人による日英翻訳サポ-トを実施致します。講義・演習において、受講者は、日本語によるディスカッションが可能です。
※IronNet Cybersecurity社
最高経営責任者のキース・B・アレクサンダー将軍は、米国国家安全保障局(NSA; National Security Agency)元長官及びサイバー軍初代司令官で、アメリカ政府との間にも深いパートナシップをもつ企業です。重要インフラ分野を強みとしつつ、それ以外の分野においても多数の実績があり、2016年にはアメリカ、ニューヨーク市において130社以上の重要インフラ系を含む企業が参加する演習なども開催しております。キース・B・アレクサンダー将軍は当センターのアドバイザーに就任しています。
【受講申込み受付期間】
2018年1月10日(水)~2月9日(金)
【定員】
最大25名(定員になり次第、募集を締め切らせて頂きます。)
※問合せ先、申込み方法は下記、ご案内資料を参照ください。