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サイバーセキュリティお助け隊(沖縄県)

最終更新日:2021年1月22日
独立行政法人情報処理推進機構
セキュリティセンター 企画部
中小企業支援グループ

2020年度の実証事業の参加申込は終了いたしました。多数のお申込みありがとうございました。

事業概要

 本事業では、沖縄県内(本島、離島を含む)を対象に中小企業、組合、社団、NPO及び個人事業主のサイバーセキュリティに関する意識向上と、その実態に合ったサイバーセキュリティ対策の普及を目的として以下の内容を実施します
 1)ユーザー環境へUTM設置します。防ぐとともに、そのログから攻撃状況を把握する。
 2)Webサイトを持っているユーザーに対してはクラウドWAFを提供し、Webサイト自体の脆弱性を突く攻撃を防ぐとともに、そのログから攻撃状況を把握する。
 3)独自開発の簡易EDRを提供。ウィルス対策ソフトでクライアントPCのウィルス感染を防げなかった場合に痕跡を探り、ウィルス感染等の可能性を検出・通知する。
 4)ネットワーク環境に対するプラットフォーム診断とWebサイトに対するWebアプリケーション診断の簡易版を実施し、潜在的な脆弱性を可視化する。
 5)情報セキュリティに関する相談窓口を設置。必要に応じて駆け付け対応を行う。

1.中小企業の実態把握

・UTMでユーザー環境のログを収集する。導入設置はセキュアイノベーション社が対応する。
・クラウドWAFサービスにてWebサイト自体の脆弱性を突く攻撃を防ぐとともに、インシデントを検出する。
・簡易セキュリティ診断の実施によりプラットフォーム診断と、Webアプリケーション診断の簡易版を実施する。

2.地域実証の実施内容

 問合せ対応から支援の提供まで状況に応じて沖電グローバルシステムズ株式会社、セキュアイノベーション株式会社、ファーストファイディングテクノロジー株式会社の三社が連携し対応する。
 サイバー保険の検討に関しては損保ジャパンと連携し、中小企業の実態に即したサービス設計を実施する。

3.実証結果を踏まえた検討

 離島域も加味した中小向け保険の補償範囲、保険金額、提供方法、付帯サービスを検討する。
沖縄という特性も生かしたワーケーションなどの多様な働き方を実現するための支援サービスの構築を検討する。
実証エリアである沖縄県を本拠地に活動をする組織で実証体制を整備し、実証段階から沖縄県内で完結するモデルを作り、実証期間後のスムーズな自走フェーズへの移行を実現する。

実施者

沖電グローバルシステムズ株式会社

協力者

・株式会社セキュアイノベーション
・ファーストライディングテクノロジー株式会社
・那覇商工会議所
・沖縄電力株式会社
・損害保険ジャパン日本興亜株式会社(沖縄支店)

本件に関するお問い合わせ先

沖電グローバルシステムズ株式会社
ソリューション事業部 営業企画課
担当者:當山
Tel:098-882-2030
E-mail: