プレスリリース
プレス発表 AIセーフティ評価の実証および評価環境整備の取組について報告会を開催
公開日:2026年10月9日
AIセーフティ・インスティテュート
独立行政法人情報処理推進機構
AIセーフティ・インスティテュート(AISI、所長:村上明子)は、2026年10月7日(水曜日)、「AISI事業実証ワーキンググループ(以下、WG)」2026年度上期報告会および2026年度「AIセーフティ評価環境 検討タスクフォース(以下、検討TF)」総会を開催しました。当日は、一般からのオンライン参加も含め(注釈)、両イベントを通じて延べ220名が出席し、取組進捗の共有と活発な意見交換が行われました。
(注釈)一般からの参加は「AIセーフティ評価環境 検討タスクフォース」のみ。
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AISI事業実証WG 2026年度上期報告会の様子
概要
「AISI事業実証WG」2026年度上期報告会 概要
AISI事業実証WGにおける各サブワーキンググループ(以下、SWG)の2026年度上期の活動状況を報告するとともに、2026年度下期および次年度以降の事業実証の更なる展開に向けて、関係者間の情報共有の場として上期報告会を開催しました。また、ゲストスピーカーとしてAnthropic社、OpenAI社にもご登壇いただき、最新動向についてご講演頂きました。
ヘルスケアSWG
昨年度の活動の結果、「ヘルスケア領域におけるAIセーフティ評価観点ガイド」を2026年4月に公開しました。今年度は、AI提供者側の観点でガイドの有用性を検証し、AI利用を進める医療機関などから幅広い意見を集め、ガイドの改訂を進めていきます。
ロボティクスSWG
昨年度は、実証フィールドでの実機評価を行い、今年度上期にその成果を「AIロボティクスに関するセーフティ評価観点ガイド」として取りまとめ、公開しました。今年度下期は評価観点の有用性検証と、AIロボットの運行設計領域(ODD)を検討するための実証実験を進めています。
データ品質SWG
昨年度は、データ品質マネジメントガイドブックの改訂を行い、今年度上期にチェックリストを策定し、公開しました。今後の活動としては、チェックリストを実業務に適用して有効性や課題を検証し、改善につなげていきます。また、AI・データの価値を引き出すためのメタデータ品質等の検証を進めています。
適合性評価SWG
国際標準化(SC42等)活動と連携しながら、AI分野における適合性評価について検討しています。人とAIの協働を含むAIシステムに対する適合性評価制度の枠組みについて議論を進めています。本活動は標準型BRiDGEプロジェクトと連動して進めており、報告書、ガイド等の整備を進めていきます。
教育SWG
教育分野における生成AIの安全な利活用に向け、今年度から新たに教育SWGを設立しました。今年度は、初等中等教育段階における生成AI利活用に関するリスクの整理を行いました。今後、有識者等との意見交換を重ね、初等中等教育段階におけるユースケース・リスク、評価観点を取りまとめていきます。
ジオAI SWG
地理空間情報をAIシステムで安全に活用するために、ジオAI SWGを設立しました。今年度は、地理空間情報の整備・更新に関わる共通フレームワークガイドラインおよびAI活用による数値地形図の公共測量マニュアルの公開を目指し、検討を進めます。
詳細は、以下のAISI公式ウェブサイトよりご覧ください。
「AIセーフティ評価環境 検討タスクフォース」総会 概要
AISIでは、AIシステムの開発者・提供者によるAIセーフティ評価を支援するため、2025年9月にOSSとして「AIセーフティ評価環境」を公開しました。さらに、2025年10月から民間企業とともに「AIセーフティ評価環境 検討タスクフォース」を設置し、利用者のフィードバックや技術動向を踏まえた機能強化や今後の方向性を検討しています。
本イベントでは、AISIと民間共同で評価環境の開発や強化について検討しているタスクフォースの2026年度の活動や、オープンソースソフトウェア(OSS)として公開しているAIセーフティの評価ツールである「AIセーフティ評価環境」の概要について、共有しました。
詳細は、以下のAISI公式ウェブサイトよりご覧ください。
AISIでは、今後も検討TFをはじめ、AIセーフティの実現に向けた活動の更なる活性化を図ってまいります。
お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせ先
AIセーフティ・インスティテュート事務局 前田・松原・磯部
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