令和2年度中小企業の情報セキュリティマネジメント指導業務(専門家募集ページ)

　あらゆる産業活動においてサプライチェーンリスクの問題が顕在化しつつある昨今、サプライチェーンを構成する中小企業のサイバーセキュリティ対策を進めることは喫緊の課題です。
　さらに、新型コロナウイルス感染対応による急激なテレワークの拡大によって生じたIT利用環境の変化やそれを狙ったサイバー攻撃など、新たに生まれた情報セキュリティリスクへの取り組みも重要な課題です。
　中小企業の情報セキュリティ対策水準を向上するためには、情報セキュリティに関する意識の向上の他に、身近で気軽に相談ができる専門家とのつながりや、専門家による指導を通じた具体的対策の実践を促す必要があります。そこで、地域で活躍している情報処理安全確保支援士等の専門家を活用し、セキュリティポリシーの策定など中小企業における情報セキュリティマネジメント体制の構築に向けた支援を行うため、昨年度に引き続き専門家派遣事業を実施します。

　全国各地域で活躍している情報処理安全確保支援士 等の専門家の豊富な知見・ノウハウ・スキルをフル活用した中小企業への指導を実施します。(実施期間：2021年1月まで（予定））

＜中小企業への指導項目（予定）＞

• 中小企業の情報セキュリティガイドラインに基づく支援
• 情報セキュリティ診断とリスクの洗い出し
• 重点的に対策を講じるべき領域の特定（コロナ禍における情報セキュリティ対策含む）
• 情報セキュリティ基本方針、関連規程の策定支援　　　 等

※1社あたり計4回の現地訪問またはオンラインによる指導を実施（指導1回あたり約2時間、指導期間は1.5～2か月を想定）

• 専門家としての経験・実績を積むことで活動の幅が拡がります。（指導に対して謝金が支払われます）
• 一過性の指導ではなく、中小企業との継続的な関係を構築するきっかけとなります。
• 優良な指導事例はIPAが取り纏めて公開します。

　本事業で中小企業等に指導を行う、全国各地域で活躍している情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)を募集します。
なお、中小企業等を指導するにあたり、指導実施要領に基づくE-ラーニング形式でのオンライン講習を受けていただきます。指導専門家を希望される方は、［オンライン講習の参加申込方法］のオンライン講習お申込みフォームからお申込みください。

応募資格：情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)で中小企業支援に関心のある方

• 専門家募集のご案内チラシはこちら(PDF: 1.06 MB)

■IPAセキュリティプレゼンターの登録のお願い

　指導専門家の前提条件として、別途IPAが運用するセキュリティプレゼンターへの登録が必要です。

　セキュリティプレゼンターの登録には「公開」と「コンテンツ利用」の2つのタイプがあります。本業務の指導専門家としての登録は「公開」が必須条件となりますので、既に登録済みの方も「セキュリティプレゼンター検索」サイトにてご自身の検索を行い、公開されているかをご確認ください。

　【セキュリティプレゼンター登録】
https://security-shien.ipa.go.jp/presenter/registration/index.html

　【セキュリティプレゼンター検索】
https://security-shien.ipa.go.jp/presenter/search/index.html

オンライン講習の参加申込方法

以下の申込フォームよりお申込みください。
【中小企業お申込みフォーム】
https://a.sme-security.jp/sv/kigyo 　(富士ゼロックス内)
本事業の専門家募集は終了いたしました。多数のご応募ありがとうございました。

中小企業の情報セキュリティマネジメント指導業務関連資料のダウンロード

専門家募集において必要となる教材・資料はこちらよりダウンロードすることができます。
※本事業の指導関連資料のダウンロードは終了いたしました。

本件に関するお問い合わせ

IPA セキュリティセンター 企画部 中小企業支援グループ　芳賀／小野
E-mail: