最終更新日:2005年7月7日
独立行政法人 情報処理推進機構
セキュリティセンター
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電子政府システムにおいて高い安全性を維持・確立するためには、数学的な安全性評価が不可欠となっている。そのため、ストリーム暗号のalgebraic attackに対する安全検証方法についての研究を行う必要がある。
近年の内外における研究結果を見ると、全てのalgebraic attackはグレブナー基底の話に帰着することが証明されている。このような状況から、algebraic attackに対する安全性検証を行うにあたり、グレブナー基底計算アルゴリズムの開発を行うことが不可欠である。
我が国のセキュリティ評価技術の向上に資するため、本開発ではフランスのFaugere氏が提案した、グレブナー基底計算アルゴリズムにおいては現在(2004年9月)世界最速のF4,F5アルゴリズムを、IPAの所有する暗号技術監視用グリッドコンピュータへ実装し、暗号アルゴリズム評価を実現する。
独立行政法人 情報処理推進機構
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2005年7月7日
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2005年4月25日
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