アーカイブ

お知らせ:CEATEC 2020 ONLINE経済産業省・IPA 特別セッション「”デジタルアーキテクチャ”で作り出す産業構造のDX」ウェビナーを開催します

2020年10月20日
独立行政法人情報処理推進機構

経済産業省と独立行政法人情報処理機構は、本年5月に設立した「デジタルアーキテクチャ・デザインセンター」の戦略とプロジェクトを広く産業界の方々にお伝えするために、CEATEC 2020 ONLINEにおいて、経済産業省・IPA特別セッション「”デジタルアーキテクチャ”で作り出す産業構造のDX」を開催します。

1. 背景・経緯

これまで、業種や省庁ごとの縦割りで個別バラバラにデジタルインフラが整備されて出来上がっていた日本の産業は、デジタル時代に対応した形への転換が迫られています。縦割りを打破し、新たなデジタルインフラを築くためには、システム連携のための全体の見取り図(デジタルアーキテクチャ)が不可欠です。

加えて、Society 5.0時代は、サイバー空間とフィジカル空間が融合し、高度で複雑なシステムがデジタルインフラを形作ることとなります。データ駆動型のビジネスを発展させ、ユーザーの安全安心を担保するためには、「ハードウェア」・「ソフトウェア」だけではなく、ビジネス・エコシステムや法制度・ガバナンスの在り方も含めて、社会システム全体が最適に設計されるアーキテクチャを描いていくことが重要です。

経済産業省と独立行政法人情報処理機構(以下、IPA)は、このようなデジタルアーキテクチャ設計の専門機関として、「デジタルアーキテクチャ・デザインセンター」(以下、DADC)を、IPAに2020年5月に設立しました。

本ウェビナーでは、DADCのお披露目の場として、アーキテクチャ設計が必要となっている背景やDADC設立の理由、DADCが目指す社会像やその具体的なプロジェクト、さらにはアーキテクチャの役割に関するグローバルな最新動向などをパネルディスカッションも交えて紹介します。

2. ウェビナーの概要

  • 日時:2020年10月22日(木曜日)10時00分~12時00分
  • 開催方法:ウェビナー CEATEC 2020 ONLINEイベントページ内
  • 主催:経済産業省、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
  • 参加費:無料

日英同時通訳による本セッションの英語音声版はCEATEC 2020 ONLINEイベントページ内の英語サイトでご視聴いただけます。

3. プログラム

10時00分-10時05分 開会挨拶

  • 経済産業大臣 梶山 弘志(ビデオメッセージ)

10時05分-10時25分 アーキテクチャが必要な理由、DADCへの期待

  • 株式会社三菱ケミカルホールディングス 取締役会長
    規制改革推進会議議長 小林 喜光 氏
  • マサチューセッツ工科大学 航空宇宙工学部教授
    オリヴィエ・デ・ヴェック 氏

10時25分-11時05分 DADCが目指す社会像とその具体的な取組内容

  1. 全体戦略
    DADCセンター長 齊藤 裕
  2. ワーキンググループ活動の紹介
    DADC ワーキンググループ担当者 細川 速美・高橋 久実子・南 政樹

11時05分-11時55分 パネルディスカッション
「Society 5.0実現に向けた“アーキテクチャ”の役割について」

    パネリスト:
  • 東京大学大学院工学系研究科教授 松尾 豊 氏
  • 東京大学大学院経済研究科教授 柳川 範之 氏
  • Scrum Ventures創業者兼ジェネラルパートナー 宮田 拓弥 氏
  • 日本電気株式会社執行役員 クロスインダストリーユニット担当 受川 裕 氏
    モデレーター:
  • 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授
  • DADCアドバイザリーボード座長 白坂 成功 氏

11時55分-12時 閉会挨拶

  • DADCセンター長 齊藤 裕