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未踏アドバンスト事業:2020年度実施プロジェクト概要(林・吉海・行村・井澤・矢口PJ)

2020年度実施のプロジェクト林・吉海・行村・井澤・矢口について、概要を掲載しています。

林・吉海・行村・井澤・矢口プロジェクト

1.担当PM

石黒 浩
・大阪大学 大学院基礎工学研究科 システム創成専攻 教授(特別教授)
・ATR石黒浩特別研究室室長(ATRフェロー)

2. 採択者氏名

林 摩梨花(株式会社キビテク)
吉海 智晃(株式会社キビテク)
行村 隆志(株式会社キビテク)
井澤 春樹(株式会社キビテク)
矢口 裕明(クシナダ機巧株式会社)

3.契約金額

10,000,000円

4.プロジェクト名

高い柔軟性と信頼性を備えた自律移動ロボットを実現する遠隔制御サービスの開発

5.関連Webサイト

なし

6.実施プロジェクト概要

自律ロボットの業務遂行上、AIには難しくかつ人間ならば大概の場合誰にでも解ける問題にしばしば直面する。本プロジェクトでは、このような問題を効率的に抽出して、人間に判断や処理を部分的に任せることによって、自律ロボットのこなせる業務を拡大する遠隔制御サービスを開発する。これによって、低リテラシで遠隔地にいる人でもこなせる新しいテレワークを創出し、社会問題の低減に貢献することを目指す。また、従来困難であった、高い柔軟性と信頼性を備えた自律移動ロボットを実現することができると考えている。

7.採択理由

操作者が局所的な対応をすることで、100台のロボットを10人で対応する、すなわち1人10台以上操作できる仕組みは、従来の自動システムの問題を解決する実現性の高いアイデアである。新たなマーケットを生み出すことが期待できる。さらに、操作者を途上国で雇用し、貧困と格差の問題にも取り組みたいという、提案者らの意気込みも評価できる。

更新履歴

2020年7月6日
2020年度実施プロジェクト概要(林・吉海・行村・井澤・矢口プロジェクト)を掲載しました。