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製造・生産現場におけるセキュリティ業務の運用・保守手法コース

概要

製造・生産現場における日々の保守・運用業務において、セキュリティインシデントの兆候や障害発生を監視するため、機器・設備のログ管理が必要です。また、不正な機器の設置・接続の検知、脆弱性対応の管理を実現するために製造・生産現場での資産管理も重要です。一方、過剰なセキュリティ対策は、業務効率の低下や設備の安定稼働へ悪影響を及ぼしかねません。そこで、他部門と連携し、自社に適した保守・運用方法を見いだすことが重要です。

本コースでは、運用・保守に必要な次の知識を身に付けることができます。

  • プラント内に設置されているIT機器についての資産管理
  • 自社導入機器のセキュリティに関連する情報収集
  • 現場運用で、セキュリティ異常の兆候に気づく方法

カリキュラムの概要(予定)

  • 導入
  • セキュリティを維持する上で管理する資産情報
    • > IT機器資産と情報の管理の手順・基準の整備等
  • 資産情報の活用
    • > OTセキュリティ関連情報の収集と自社への活用
    • > 資産から得られるログ情報の有効活用等
  • 資産管理維持方法
    • > セキュリティ異常兆候を発見するために必要なログの設計と活用方法等

講師プロフィール

中野利彦氏

【中野 利彦  株式会社日立製作所 制御プラットフォーム統括本部 セキュリティエバンジェリスト】

  • 1980年日立製作所入社,情報制御システムの人工知能技術やセキュリティ基盤ソフトウェアの開発を経て、現在、社会インフラを中心に、制御・IoTシステムにおけるセキュリティソリューション開発に従事
  • 政府の制御システム、産業サイバーセキュリティに関する委員を歴任/博士(工学)/電気学会会員
    <一部紹介>
  • 内閣官房 重要インフラサービス障害に係る対処態勢検討ワーキンググループ 委員(2017年~)
  • 経済産業省 産業サイバーセキュリティ研究会WG1 ビルサブワーキンググループ 委員(2018年~)
  • 一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC) 制御システムSMS技術分科会委員長(2015年~)
  • 一般社団法人 日本経済団体連合会 サイバーセキュリティ委員会 サイバーセキュリティ強化WG 委員(2015年~)

想定対象者

<製造・生産部門>
○製造プラント・工場:保全・計装・技術・管理の部署に在籍される方
・現場保守に携わる方

開催日程

2020年2月17日(月)~2月20日(木):(4日間)

開催場所

独立行政法人情報処理推進機
東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス

定員

40名

受講料

15万円(税込)

申込締切

2020年2月7日(金)17時00分

更新履歴

2019年10月1日
製造・生産現場におけるセキュリティ業務の運用・保守手法コースを公開しました。

2019年10月8日
プログラムのリーフレットを公開しました。

2019年12月4日
カリキュラム概要、及び講師プロフィールを公開しました。

2020年1月10日
申込締切を変更しました。プログラムのリーフレットを更新しました。

2020年2月7日
お申し込み受付を終了しました。