Society5.0では、分野を横断し、様々なステークホルダーと連携した新サービスの創出やデータの利活用等により、国民生活の向上と産業競争力の強化が期待されています。国際的には、全体の見取り図・俯瞰図である「アーキテクチャ」を描き、全体の関係性を可視化することによる戦略立案が主流となりつつあります。そのなかで海外企業は、ルールや標準に関する国際的な議論をリードし、多くのステークホルダーを巻き込むことで、有利な地位を築けるかを競っている状況にあります。
Society5.0時代に日本企業はどのように戦略を立てるべきかについて、海外企業の動きやAI等の利活用の動向等を踏まえ、経営者にとって今後更に重要となるアーキテクチャの考え方について、理解を深めることを目的とし、本セミナーを開催します。
また、将来の経営層向けに実施するアーキテクト人材育成セミナーにおいては、社会システムのアーキテクチャ構築に有効とされるシステムズエンジニアリングに精通し、その推進団体であるINCOSE(The International Council on Systems Engineering)の元会長であるDavid A. Long氏を招聘し、アーキテクチャが必要となる理由やその具体的内容、使い方等について講演・演習を行います。