独立行政法人情報処理推進機構では、ITを駆使してイノベーションを創出できる優れた技術力を持つIT人材を育成する『未踏IT人材発掘・育成事業』、培った技術をもとに起業・事業化するIT人材を育成する『未踏アドバンスト事業』を実施しています。これらの事業では、主に既存のIT技術を活用する人材の発掘・育成を目的としており、これらの事業で輩出した延べ1,700名以上の修了生(“未踏IT人材”)は、産業界・学術界など様々な分野において活躍しています。
近年のIT分野における新技術の急速な進展により、このような既存IT技術を活用する人材に加え、中長期視点で革新的な次世代ITを活用して世の中を抜本的に変えていけるような先進分野IT人材の発掘・育成の重要性が増しています。
このため、IPAでは、基礎技術や領域横断的技術革新に取り組む未踏的IT人材 が自らのアイディアや技術力を最大限に活かし将来の経済発展への貢献につなげていけるよう、次世代ITを活用する先進分野IT人材の発掘・育成を目的とした「未踏ターゲット事業」(以下「本事業」という。)を実施しています。