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未踏IT人材発掘・育成事業:2016年度採択プロジェクト概要(藤坂PJ)

最終更新日:2016年6月15日

1.担当PM

 藤井 彰人(ふじい あきひと)
 ・KDDI株式会社 ソリューション事業本部 ソリューション事業企画本部 副本部長 兼 クラウドサービス企画部長

2.採択者氏名

 藤坂 祐史(筑波大学)

3.採択金額

 2,304,000円

4.テーマ名

 音声に視覚的特徴を加えて振返りを支援するシステム

5.関連Webサイト

 なし

6.申請テーマ概要

 音声記録には次のようなメリットがある。
 ・現場の雰囲気が読み出せて、記憶を想起しやすい。
 ・高度な内容(専門知識、外国語等)も繰り返すことで意味がとれる/調べられるようになり、後から理解しやすい。
 そのため音声記録を学習時に用いれば、振返りに役立つ可能性がある。しかし、音声記録には「一覧性の低さ」という欠点があり、聞き返しには時間がかかってしまう。本クリエータはこれまでに、効率良く授業の音声記録を聞き返すために、音声を軸とした瞬時のタグ付けを可能にする音声記録アプリケーション「Recture」を開発してきた。Rectureの特徴は、録音しながら重要だと思った箇所に対して瞬時にタグ付けできる点で、ユーザは後からそのタグを頼りにして、重要箇所のみダイジェストで音声記録を再生することができる。RectureはU-22プログラミング・コンテスト2015での経済産業大臣賞をはじめとして複数のコンテストで受賞するなど高い評価を受けたが、β版でのユーザーテストを行う中でいくつか課題が発見された。本プロジェクトでは、それらの課題を解決するため、Rectureに対して以下のような改善を行う。
 ・使い込感を表現する可視化機能を提供する。
 ・音声認識による「自動区切」と「文字起し」機能を提供する。
 ・区切られた記録を振り分けるための「並列タイムライン」機能を提供する。
これらによりRectureの使い勝手を大きく向上させてユーザの学習効率を向上させると同時に、授業の振返り以外の目的にもRectureを活用できるようにすることで、さらなるユーザの獲得を目指す。

7.採択理由

 人々の活動に利用される様々な形のデータ(情報)を、より効率的に生産的に利用しようとすることは、これまで、またこれからもIT分野の最も重要な事柄である。本提案は、音声情報にそのフォーカスをあて、情報をより生産的に活用するサービスの開発を目指している。スマートフォン、クラウドの活用が当たり前になっている現在、ボイスレコーダーを未だ利用する多くの人々に新しい世界を提示してもらいたい。本システムはU-22プログラミング・コンテストにて経済産業大臣賞を獲得したアプリであり、未踏期間中にアプリの実用性を磨くとともに、未踏領域へのさらなる成長を期待している。

更新履歴

 2016年6月15日 2016年度採択プロジェクト概要(藤坂PJ)を掲載しました。

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