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未踏IT人材発掘・育成事業:2015年度採択プロジェクト概要(寺本PJ)

最終更新日:2015年7月9日

1.担当PM

 首藤 一幸PM
 ・東京工業大学 大学院情報理工学研究科 数理・計算科学専攻 准教授

2.採択者氏名

 寺本 大輝(ハックフォープレイ株式会社 代表取締役)
 谷口 諒(富山大学)

3.採択金額

 2,304,000円

4.テーマ名

 ゲームをハックすることでプログラミングを学習する教材の開発

5.関連Webサイト

6.申請テーマ概要

 本プロジェクトでは、子供達がプログラミングの面白さに気づき、熱中して学ぶ世界を実現するために、プログラミングを知らない人でもプログラミング学習が楽しいと思えるような教材となるWebサービスを開発する。本プログラミング教材は、学習を楽しむためにゲームを使った形式をとり、そのゲームはプログラミングにおける学習要素に応じた複数のステージで構成され、ユーザはゲームを進行させるために、そのゲームをハックしてステージをクリアする必要がある。
 本プロジェクト開始までに開発・公開したゲーム教材は、パラメータの書き換え等、比較的簡単な学習要素を中心にしたステージで構成されている。加えて、ユーザがオリジナルステージを制作、あるいは既にあるステージのソースコードを改変することによる改造ステージを制作して、それを新しいステージとして投稿することを可能としており、これにより本サービスでプログラミングを学んだユーザがコンテンツ提供者になっていくエコシステムが構築されている。
 本プロジェクトでは、本システム単体でプログラミング学習が一通り完結するようなシステムを構築することを目指し、より高度な学習要素(例えばプログラミング言語の文法)を学べるステージの追加や、ユーザが学習したプログラミングの技術を活かし、より幅広い種類のステージを制作できるようにする改良を加える。また、サーバ上に保持しているログを元に、ユーザの努力や長所を可視化するシステムを開発することで、本システムにおけるユーザの学習内容を他者が評価し易くなるようにする改良も加える。
 更には、ソースコードのバージョン管理や、画像や音楽などのリソースを管理するための機能の追加を追加することで、ステージ制作に慣れてきたユーザがより本格的な開発ができるようにすることや、制作したステージを携帯端末で遊べるようにしたり、ステージごとにユーザがコメントを投稿できるようにしたりすることで、ユーザが本教材をより楽しめるようにする仕組みづくりを目指していく。

7.採択理由

 コンピュータゲーム、特にRPGを解くためにゲームのプログラムをいじる、その過程でプログラミングの楽しさに気づくことができるネットサービスHackforPlayを発展させるという提案である。プログラミングの学習、というより、プログラミングの楽しさに気づいてもらうことが主眼である。
 何かを産む・作る人がいてこそ、明日の世界はよりよい場所になっていく。作るものがネットサービスにせよハードウェアにせよ、今日、プログラミングはそのための中心的なスキルである。
 プログラミングを愛する寺本君と谷口君は、誰に言われたからでもなく、ダウンロード版・オンライン版HackforPlayを開発し、配布・サービスしてきた。その愛と情熱で、さらに多くの「作る人」を生み出してくれると信じている。

更新履歴

2015年7月9日 2015年度採択プロジェクト概要(寺本PJ)を掲載しました。

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