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未踏/セキュリティ・キャンプ

2011年度 採択案件概要

1.担当PM

 藤井 彰人PM
(グーグル株式会社 エンタープライズ部門 シニアプロダクトマーケティングマネージャー)

2.採択者氏名

 チーフクリエータ:大島 遼
 (慶応義塾大学 政策・メディア研究科)

3.採択金額

 1,792,000円

4.テーマ名

 デジタルカメラにおけるモバイルプログラミング環境の開発

5.関連Webサイト

 なし

6.申請テーマ概要

 本提案では、デジタルカメラ上でのビジュアルプログラミング言語、プログラムの共有・複製機能を持つモバイルの統合開発環境を構築する。これによりデジタル・フォトグラフィならではの撮影手法や、メディアの構築方法が蓄積され、ユーザがある場所で思いついたデジタル・フォトグラフィのアイデアをその場でプロトタイピング可能な状態にすることを目的とする。
 本環境を利用することで、室内外を問わずに、アイデアの鮮度を損なうこと無く、デジタル・フォトグラフィのアイデアを試行錯誤することが可能になると期待される。また、企業や少数の開発者が作ったさまざまな機能の入ったカメラをユーザは買って使うだけ、という従来の集中型の系ではなく、ユーザがそれぞれの場所での使用に伴ってプログラムを作成/改変していくことで、個々のカメラ自体の機能が独自に組み替わり、それがユーザコミュティ全体にフィードバックされていく分散型の系の構築が期待される。

7.採択理由

 本提案は、デジタルカメラ上でのビジュアルプログラミング環境の構築である。
 提案には、画像処理のための単純なプログラムの開発ではなく、デジタルカメラのユーザ自身がビジュアルな環境でプログラム開発可能なプラットフォームの構築という内容も含まれており、とてもユニークかつ先進的である。加えて、様々なイベントとのマッシュアップや、ユーザ間でのプログラムの共有などもプロジェクトの骨子に据えており、実現すればカメラの新しい利用法を提案する可能性が高い。
 このような提案には、技術力に加えて、クリエータのアートセンスが必須であるが、プレゼンテーションを通して、そのセンスの良さも存分に提示していたことも付け加えたい。

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