夏野 剛(慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特別招聘教授)
チーフクリエータ:岡田 健(慶應義塾大学 環境情報学部大岩研究室・非常勤講師)
コクリエータ:秋山 優(慶應義塾大学 環境情報学部大岩研究室・非常勤講師)コシキ・バリューハブ株式会社
7,000,000円
日本語プログラミング言語「言霊」の開発
なし
日本語プログラミング言語「言霊」を通じて、全ての人がプログラミングの概念を共有する社会を目指すことが、本提案の目的である。具体的には、プログラミングの概念を共有することで、以下のような社会を目指す。
・ 情報化社会を支える技術の根幹を社会全体で共有する
・ 自分が作りたいソフトウェアを自分でつくることができる
・ 自分が欲しいソフトウェアが何かを正確に伝えて、ソフトウェア開発者に作ってもらうこと
ができる
このような社会を目指すために、我々日本人が日常的に使っている日本語をプログラミング言語として利用する。日本語プログラミング言語に着目する理由は、以下の通りである。
・ 日本語の語順「何を、どうする」は、印欧語の語順「どうする、何を」より、コンピュータに
対する命令として優れている
・ 日本人は日本語で思考している
本提案の開発目標は、全ての人が、日本語で考えたアルゴリズムをコンピュータに伝えることができる日本語プログラミング言語「言霊」を開発することである。
これまでも日本語で書くプログラミング言語の発想は存在したが、本提案では、実際に商用で使えるレベルのコマンド数や応用性をもつ日本語プログラミング言語を開発することにより、プログラミングそのものを非プログラマーに開放することを目的としている。
日本語によるプログラミングはデバッグの負荷を減ずることができ、また、効用の高いプログラムを短期間で開発できるというメリットがあり、本提案が実現した場合の社会的便益は大きいと判断する。