勝屋 久PM(Venture BEAT Project主宰)
チーフクリエータ:越野 亮(石川工業高等専門学校 電子情報工学科・講師)
コクリエータ:木下 剛志(石川工業高等専門学校 電子情報工学科・学生)株式会社京王ITソリューションズ
7,000,000円
ライフログを安心して活用できるプラットフォーム
なし
本提案では、利用者の身の回りの機器に取りつけられたセンサからの情報をライフログとして記録し、データマイニング(決定木やニューラルネットなど)により状況推定し、利用者を助けるための情報を提示したり、機器が自動で動作するアプリケーションを開発するためのプラットフォームL+(L-Plus:Lifelog Platform with Utilizable and Secure)を開発する。
プラットフォームの機能は、@通信部(暗号化/復号化を含む)Aアプリ実行部、Bセンシング部、Cデバイス動作部(自動動作設定)の4つで構成する。
@通信部では、ライフログを第三者が絶対に見ることができない仕組みとして、ライフログ
を暗号化して記録し、利用するときは復号化して利用する。
Aアプリ実行部では、ライフログ(センサ値)の解析、デバイスの自動動作設定ルールの
作成を行う。
Bセンシング部ではいろいろなセンサから値を取得する。
Cデバイス動作部では、たとえばユーザにとって適切なアドバイスをしたり、自動でエコ
を考えて電気をオン・オフしたり、ユーザにとって適切な時間にアラームを鳴らして起
こしてくれたりすることを想定している。
ライフログを安全かつ活用できる環境と、ライフログを用いた簡単なアプリを開発し、人間を気遣ってくれる(空気を読んでくれる)仕組みを提供する。
本提案プロジェクトでは、個人の生活・行動履歴などのライフログを個人が管理し、ライフログを活用したアプリケーションは企業などが提供できるように分離することで、安全にプライバシーを守ることができるようなライフログを活かすプラットフォームをつくる試みである。これにより、企業がライフログを活用したよりユーザにとって価値を創出するアプリケーションが開発しやすくなることを目指す。
市場創造及び技術的な側面においてハードルが高いが、実現した場合の社会的な影響とこのシステムを実用化するという強い意志を評価して、採択とした。