社会・産業のデジタル変革

スマートビル・アソシエーション(仮)の設立準備会の立上げについて

公開日:2024年3月29日

デジタルアーキテクチャ・デザインセンター

2024年1月にスマートビルの業界団体(コンソーシアム)であるスマートビル・アソシエーション(仮)の設立準備会が立ち上がりました。2024年3月現在、建築・不動産業界だけでなく、デジタル領域を含んだビルに関わるさまざまな業界が加わり23社のメンバーと20社のオブザーバーの構成になってきています。情報処理推進機構デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)のスマートビルプロジェクトは、設立準備会の立ち上げや活動を事務局として支援しています。

スマートビルプロジェクトは2022年4月に発足し、産業界のDXを推進するスマートビルの普及によって、データ利活用を促進する新たな産業を創出し、人間中心の社会(Society5.0)を実現するための活動を行っています。そのために必要なアーキテクチャの設計や協調領域について提案、合意形成を図り、ガイドライン等を発行することで、スマートビルの普及を推進するとともに、コンソーシアムの組成によって、国際競争力の向上などを目指しています。

プロジェクトの活動の中で、2023年6月から10月にかけて、スマートビルの構築や普及に関わるステークホルダー(13社)を巻き込んで勉強会を実施し、コンソーシアムを組成するにあたって必要な論点・施策について整理を行いました。この度、その勉強会のメンバーを中心として、設立準備会が立ち上がりました。

現在、設立準備会では、2025年度のコンソーシアム組成を目指して活動を行っています。幅広い業界を巻き込んで、新たな産業やエコシステムを構築することを目指していますので、興味のある企業の方は、是非に活動にご参加ください。なお、スマートビルプロジェクトや設立準備会の詳細については、スマートビル将来ビジョン検討会の資料を参照ください。

本活動はウラノスエコシステム・イニシアティブの一環です。

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IPAデジタルアーキテクチャ・デザインセンター

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