SC3中小企業対策強化WGでは、下記の要領でオンラインセミナーを開催しました。
本セミナーでは、「何から取り組んでいいかわからない」中小企業が、今取り組むべきセキュリティ対策について詳しく解説するとともに、中小企業向けセキュリティパッケージサービス「サイバーセキュリティお助け隊サービス」について、実際のサービス利用企業の体験談や、その利用にあたってのIT導入補助金の活用などをご紹介しました。
名 称 :「今、中小企業が取り組むべきセキュリティ対策
~「サイバーセキュリティお助け隊サービス」の補助金活用~」
開催日時:2022年10月14日(金) 15:00~17:00 開催終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
参加対象:すべての中小企業
開催方法:オンライン(WebEx)
参加費 :無料
主 催 :SC3中小企業対策強化WG
開催概要 | 資料 | |
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1. SC3中小企業対策強化WGの活動内容の紹介
SC3中小企業対策強化 WG 座長 森井 昌克氏(神戸大学 教授) |
(PDF:1,072KB) | |
2.中小企業が取り組むべきセキュリティ対策のいろは
経済産業省 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課 企画官 星 代介氏 |
(PDF:1,519KB) | |
3.お助け隊サービス利用者の体験談
北三重総合保険事務所様(中部電力ミライズ株式会社のお助け隊サービスのご利用者)近畿レントゲン工業社様(大阪商工会議所のお助け隊サービスのご利用者) | 資料投影なし (PDF:348KB) |
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4. IT導入補助金活用のススメ~お助け隊サービスが対象に~
経済産業省 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課 課長補佐 松岡 秀樹氏
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(PDF:849KB) | |
5. 中小企業向けセキュリティ対策支援制度の活用事例の紹介
IPAセキュリティセンター 企画部 中小企業支援グループ グループリーダー 江島 将和
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(PDF:1,892KB) |
本オンラインセミナーでいただいたご質問についての回答を掲載します。
質問 | 回答 |
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UTMのコストが安いというメリットを挙げていただきましたが、テレワークで各従業員がバラバラのネットワークから勤務している場合はお助け隊サービスの強みはどこにありますか? | お助け隊サービスでは、監視型として、UTM(ネットワーク一括監視型)の他に端末監視型(各従業員の端末にEDR等の監視ツール(ソフトウェア)をインストールして監視するタイプ)やその両方を設置する併用型もご用意しております。 ご質問者様のテレワークで勤務されている状況であれば、端末監視型や併用型のお助け隊サービスを利用していただくことで、お助け隊サービスのメリット(ワンパッケージで安価での利用)を得られるものと考えております。 【参考】 端末監視型は、端末1台あたり月額 2,000 円以下(税抜き) |
18社あるサービス提供者の中で、自社にあった事業者を選ぶポイントをご教示ください。 | まずは、
サイバーセキュリティお助け隊サービスリストの中から、以下の2点をご確認ください。
その他としては、望まれているセキュリティレベル、監視対象となる端末数、導入時の初期費用やユーザー負担額、サービスやオプショナルの有無などをご確認する必要があります。こちらについてはお助け隊サービス事業者によって異なるため、個別にご相談ください。 |
弊社ではUTM導入後も、相変わらずウイルスメールがきますし、WEBガードも機能していません。お助け隊の場合は導入後、はっきり違いが有りましたか? | 導入しているお助け隊サービスのサービス内容や、監視時期、導入企業の中小企業様の業種・業態、従業員規模などによっても異なるため、確実なお答えをすることは出来かねます。 その前提において、本セミナーでご講演いただいたユーザー企業様からの回答をご紹介します。 【株式会社 近畿レントゲン工業社様からのご回答】 弊社の場合でもウイルスメールはきますが、こちらはUTMで無害化がされていると思っています。 WEBガードも、何度か反応をしており、効果を感じています。 |
江島様がお話されていた、サイバー攻撃の想定被害額を確認できるサイト名をもう一度教えていただけないでしょうか? | 講演内で口頭でご紹介させていただきました資料は以下となります。 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会 「インシデント損害額調査レポート 2021年版」 |
個人企業ですが、今後、中小企業とのやり取りが予想される場合も、サイバーセキュリテイお助け隊サービスの活用は、可能でしょうか。どのような審査内容でしょうか? | お助け隊サービスのご利用については、個人事業主様であってもご利用いただけます。
お助け隊サービスリストに記載の事業者様に個別にお問い合わせください。
なお、「サイバーセキュリティお助け隊サービス」を提供するお助け隊サービス提供事業者への登録をご希望とのことであれば、サービス基準適合性審査申請いただき、サービス審査登録機関による審査を受けていただく必要があります。 審査内容は、申請サービスがお助け隊サービス基準を満たすかどうかを確認しております。 同サービス基準は、中小企業のサイバーセキュリティ対策を支援するための相談窓口、異常の監視、緊急時の対応支援、簡易サイバー保険などの各種サービスをワンパッケージ、かつ安価に提供することを要件としてまとめております。 サービス基準の詳細は、下記の資料をご確認ください。 <サイバーセキュリティお助け隊サービス基準>(PDF:211KB) また、次回(第6回)審査は2022年 12月~2023年1月頃を予定しております。 現時点では次回審査の具体的なスケジュールについては未定でございますが、 進捗ございましたら、下記のお助け隊制度ウェブページにてご案内予定です。 「サイバーセキュリティお助け隊サービス」制度 ウェブページ |
現時点でのセキュリティ推進枠の採択率などをお聞かせいただくことは可能でしょうか? | 申し訳ありませんが、セキュリティ推進枠の採択率についてはお答えすることは出来かねます。 なお、申請件数及び交付決定件数は以下のウェブサイトで公表しております。 https://www.it-hojo.jp/applicant/grant_decision.html(外部リンク) |
先ずは何処に相談したら良いですか? | ご相談内容によってお問い合わせ先が異なります。
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SC3事務局
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンター 企画部 中小企業支援グループ
TEL: 03-5978-7508 (担当:小野、菅)
E-mail: