
大阪・関西万博 EXPOメッセ「WASSE」で開催された「デジタル学園祭2025」に、未踏事業が出展しました。開催日の2025年7月19日~20日は公立小中学校の夏休み開始時期とも重なり、万博全体の入場者数は両日合わせて約32万8,000人にのぼりました。デジタル学園祭2025には延べ1万8,000人以上が来場し、未踏修了生のプロダクトに触れ楽しみました。
デジタル学園祭2025とは
プログラミング 映像制作、デザイン、ゲーム開発、探究学習など、多様な領域で活動する全国の中高生やU-25世代の若手人材が、自身の制作物やプロジェクトを社会に向けて発信する場です。主催は一般社団法人デジタル人材協創連盟。未踏事業の展示のほかにも、学生グローバルピッチコンテスト「Youth Innovation EXPO」、デジタル学園祭アワード「S×PARK」の作品展示や最終審査、全国情報教育コンテストのファイナリスト展示や、関西テック・クリエータ・チャレンジの展示などが行われました。

会場の大阪・関西万博 EXPOメッセ「WASSE」
AR剣道から現代のツクモ神まで。未踏修了生が生み出す数々のプロダクトを展示
未踏事業ブースでは、未踏修了生や未踏ジュニア修了生によるプロジェクト展示を実施しました。展示プロジェクトは、未踏採択期間中の開発成果や、その発展形です。各ブースでは修了生が直接来場者に説明やデモを行い、実際に触って試せる体験型の展示が多数並びました。独創的なアイデアと高い技術力で、多くの来場者を驚かせていました。

未踏ブースの様子。

古田 花恋さんが開発したMR技術を利用した剣道稽古支援システム。剣道の稽古において重要な「気」の要素を再現しました。
ここで紹介した以外にも、スポーツや推し活、盆栽などさまざまなジャンルのプロダクトの展示を行いました。
出展者一覧:大阪・関西万博内イベント「デジタル学園祭2025」出展のご案内
ほかに、ユカイ工学(未踏修了生青木俊介さん代表)が開発した「甘噛みハムハムミャクミャク」を展示。指を口に入れると甘噛みをする仕組みを備えた人気のぬいぐるみロボット「甘噛みハムハム」が、大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクとコラボしました。子供から大人まで大人気を博していました。

大人気の甘噛みハムハムミャクミャク。
石黒PMはシグネチャーパビリオン「いのちの未来」のプロデューサーとして活躍中です。パビリオンと未踏人材について語ったインタビューを掲載しています。
ほかにもたくさんの未踏人材が大阪・関西万博で活躍しています。ぜひチェックしてみてください。
万博を盛り上げるMITOUのチカラ! 大阪・関西万博 未踏人材の出展/出演情報