独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)

データに飲み込まれる世界で、ソブリンなデータシェアリングを実現する新たな技術パラダイム

リファレンスアーキテクチャモデル(RAM)

4つのレイヤと4つのパースペクティブで構成される、
疎結合なアーキテクチャ

セマンティクス
L4

セマンティクスレイヤ

宛先(endpoint)と意味(semantics)の問題を解決するレイヤ。メタデータをアクセス可能な形で流通させ、セマンティクス相互運用性を実現します。

アイデンティティ
L3

アイデンティティレイヤ

認証(authentication)と認可(authorization)の問題を解決するレイヤ。検証可能なクレデンシャルを流通させ、必要な水準の認証・認可を実現します。

トランザクション
L2

トランザクションレイヤ

形式(format)・要求(query)・手段(protocol)の問題を解決するレイヤ。データ形式や処理方式に依存しない転送プロセス制御を実現します。

データ
L1

データレイヤ

主権(sovereignty)・データ改竄(tampering)・品質(quality)の問題を解決するレイヤ。データ主権の行使とデータの完全性・品質を担保します。

サービス
P1

サービスパースペクティブ

機能とオペレーションを包含するテクニカル領域とビジネス領域を橋渡しを扱うパースペクティブです。

ガバナンス
P2

ガバナンスパースペクティブ

共通ルールやポリシーを定め、横断的な管理・監督・運営を扱うパースペクティブです。

セキュリティ
P3

セキュリティパースペクティブ

エコシステムにおいて全体的または部分的に要求されるセキュリティ要件と対策を扱うパースペクティブです。

トラスト
P4

トラストパースペクティブ

エコシステムにおいて全体的または部分的に要求されるトラスト要件と対策を扱うパースペクティブです。

マテリアル

Open Data Spacesの技術仕様、実装ガイドブック、参照実装へのアクセス

01

ODS-RAM

Open Data Spacesにおけるリファレンスアーキテクチャモデルです。

RAMを見る →
02

ODP

データスペース間の相互運用性を担保するプロトコル仕様(2025年度公開予定)です。

Coming Soon
03

参照実装 OSS

ODPを参照実装するオープンソースソフトウェアのコアコンポーネント群/SDKです。

GitHub を見る →
04

構築・運用ガイド

実装者向けの技術的な導入およびオペレーションガイドブック(2025年度公開予定)です。

Coming Soon

データを、資源に。

Open Data Spacesで、エンタープライズデータの戦略を再構築しましょう。