2000年11月9日
情報処理振興事業協会

コンピュータウイルスの発見届出状況について[要旨]

 

添付ファイルからウイルス被害激増、月間届出が過去最高に!

1.2000年10月ウイルス発見届出状況

 情報処理振興事業協会(略称IPA・村岡茂生理事長)は、2000年10月のコンピュータウイルスの発見届出状況をまとめた。

 ●発見届出件数 過去最高の906件(先月676件 1月〜10月累計6,128件)

 ●ウイルス別発見届出件数(上位2種)

 ・W32/MTX       223件(先月11件)
  (メールの添付ファイルから感染、ハードディスク初期化が必要で被害は深刻)

 ・VBS/LOVELETTER   128件(先月82件)
  (メールの添付ファイルから感染、一部のデータファイルが破壊される)

2.今月のトピックス

(1)ラブレターウイルスの際の記録を上回り月間届出件数過去最高に!!

 ・月間届出は906件と、2000年5月の900件を越えて、過去最高に!
 ・感染実害件数も過去2番目(268件、過去最高は99年3月 339件)

(2)パソコンご破算をもたらす31面相「MTXウイルス」の感染被害激増!!

 ・先月の新種「W32/MTX」の届出が激増し、届出件数223件に
 ・この届出の内、感染実害に遭ったケースが111件と5割を占める高率に!
 ・メール送信時、同じ宛先にウイルスを添付したメールを自動送信
 ・31種類の異なる添付ファイル名を日替わりで使い分ける
 ・感染すると、ハードディスクの初期化が必要

   IPA WEB情報「感染被害が深刻な「W32/MTX」に関する情報

(3)不正アクセス被害をもたらす「QAZウイルス」に注意!!

 ・ 「W32/QAZ」は、マイクロソフト社の不正侵入に使われたと報道されたウイルス。不正アクセス用侵入路を開けてしまう。
 ・ IPA届出件数も34件と増加中(先月が初届出で1件) 

   IPA WEB情報「不正アクセス事件に使われたとされるW32/QAZウイルスに注意!!」  

3.今月の呼びかけ

    備えあれば憂いなし−IPA版「ウイルス対策チェックシート」で再確認
問い合わせ先:

IPAセキュリティセンターウイルス対策室

TEL 03-5978-7508 FAX 03-5978-7518 E-mail virus@ipa.go.jp
ウイルス110番:03-5978-7509 URL:http://www.ipa.go.jp/security/


  10月の発見届出の詳細