IT社会を、守る、育てる

クラウドサービス安全利用のすすめ〜クラウドを導入する前には十分な準備を行い、安全かつ有効にクラウドサービスを利用しましょう〜

クラウドサービスをうまく活用すると、従来に比べ少ない負担で高度なIT活用が図れる可能性があります。しかし、クラウドが正しく使えないためにデメリットが勝ったりすることが起こりえます。クラウドを安全に利用するために、クラウドの導入前には十分な検討と準備を行いましょう。

クラウドとは?
クラウドとは、自前でITのハードウェア装置を持たないで、ITのサービスだけを利用するひとつの方法です。

データを外部に預けることになりますが、自前でデータを管理すると操作ミスや故障などでデータを失うなどのリスクがあり、クラウドであればクラウド事業者の専門技術によって守られたシステムにデータを置ける利点があります。

更に被災した場合に、サーバなどのIT装置を自前で再調達・再構築するより、クラウドサービスを利用した方が早く復旧できる可能性があります。

このような利点から、電子メールや業務管理や事務処理などにクラウドサービスを利用する事例が増えています。

クラウドサービス安全利用のすすめ

クラウドサービス安全利用のすすめ

イラスト チェックシートを活用してクラウドサービスを安全に利用しましょう!

クラウドを導入する前に
クラウドサービスを導入すると、職場でのITの利用方法や保管方法、業務間のデータ連携の方法などに影響を受ける可能性があります。そのためクラウドサービスの導入の前には、調査や準備について十分おこない、クラウドを効果的に利用できる条件を整えて、安全かつ有効にクラウドサービスを利用しましょう。

IPAでは、クラウドサービスを安全に利用するための解説書として「クラウドサービス安全利用のすすめ」を発行しました。本冊子にはクラウドを安全に利用するにあたっての確認項目も掲載しています。クラウドサービスを導入する際のガイダンスの一つとして、ぜひご利用下さい。

関連情報

クラウドの浸透実態と緊急時対応における課題に関する調査

クラウドの浸透実態と緊急時対応における課題に関する調査(2012年9月)

クラウドの社会経済への浸透の実態を調べるとともに、クラウドの機能を災害時等にも維持するための仕組みや条件について調査しました。

中小企業のためのクラウドサービス安全利用の手引き

IPAテクニカルウォッチ:
「クラウドコンピューティングのセキュリティその意味と社会的重要性の考察」
(2012年4月)

クラウドのセキュリティに関する問題点や課題、クラウドの社会への浸透と緊急時の活用、クラウドサービスが停止した場合の影響とその対策などの情報をまとめています。

中小企業のためのクラウドサービス安全利用の手引き

中小企業のためのクラウドサービス安全利用の手引き

クラウドサービスの利用についての判断やその条件の確認、注意点の点検等が、比較的容易にできるように、解説やチェック項目を掲載しています。本文で紹介した「クラウド安全利用のすすめ」と合わせてご活用下さい。

震災時の緊急支援に役立てられたクラウドサービスの事例(2011年6月)

震災時の緊急支援に役立てられたクラウドサービスの事例(2011年6月)

クラウドサービスが東日本大震災に際しての緊急支援に役立てられた事例を収集・整理した資料を公開しています。

「クラウド・コンピューティング社会の基盤に関する研究会」報告書(2010年9月)

「クラウド・コンピューティング社会の基盤に関する研究会」報告書(2010年9月)

本報告書では、クラウド技術の説明や、導入事例や、クラウド利用のメリット・デメリット、検討課題・導入手順などを説明しています。

海外情報セキュリティ関連文書の翻訳・調査研究(NIST文書など)

海外情報セキュリティ関連文書の翻訳・調査研究(NIST文書など)

IPAでは米国国立標準技術研究所(NIST)が発行した情報セキュリティ関連文書を翻訳し、本ページで公開しています。クラウド関連の翻訳文書は下記の通りです。

  • パブリッククラウドコンピューティングのセキュリティとプライバシーに関するガイドライン(SP 800-144 (Draft))
  • NISTによるクラウドコンピューティングの定義(SP 800-145)