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無線LAN利用環境のための運用上の
セキュリティ対策


1 無線LANの利用とリスク

1.1 企業における現状と動向

無線LANとは、有線LANケーブルを使わずに電波や赤外線を利用したネットワークのことである。最近では、無線LAN通信方式の標準化に伴い、無線LAN機器の低価格化や無線LAN機能を標準装備しているハードウェアが多く発売されている。これまで一部の教育機関などにしか使われていなかった無線LANが、最近では大企業や一般家庭においても広く利用されるようになっている。警察庁「不正アクセス行為対策等の実態調査」によると、無線LANを導入している事業体は平成17年度で4割を超えており、増えつつあることがわかる(図表1)。

図表1 事業体内における無線LANの利用状況

図表1 事業体内における無線LANの利用状況
(出所)警察庁「不正アクセス行為対策等の実態調査」(警察庁、平成18年1月)

無線LAN導入の理由は、どこからでもネットワークに接続できることによる物理的な制約からの解放が多いことがわかる(図表2)。有線LANケーブルの敷設や保守からも解放されることから、管理者としてのメリットも大きい。しかしながら、有線LANと異なり、無線LANでは電波を用いていることから、有線LANとは異なる脅威が存在する。また、その対策が不完全である場合に起こりうる被害は、社内ネットワークおよびイントラネットに対するものとなりうるため、甚大となることが多い。
無線LANを安全に安心して利用するために、適切なセキュリティ対策を実施することが重要である。

図表2 無線LANを利用する理由

図表2 無線LANを利用する理由
(出所)警察庁「不正アクセス行為対策等の実態調査」(警察庁、平成18年1月)


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