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III.1.2 非破壊型解析法

耐タンパデバイスを用いたセキュリティシステムの設計者は,多くの場合,秘密 情報が閉じた信頼できる計算環境の中にあることを仮定する.しかし,実際のコ ンピュータやマイクロチップは秘密情報を用いて演算を行う際,設計者の予想し なかった情報(side-channel information)を外にもらしてしまう. このような設計者の予期しない情報を利用してスマートカードの秘密情報の 解析を行う方法としてタイミング解析と電力解析が知られている. また,故障利用解析と呼ばれる,攻撃者が人為的に起こした計算誤りを 利用して解析を行う手法も非破壊型解析法に分類される. 本節ではこれら非破壊型解析法の概要を整理する.