概要
DNS サーバの BIND に、リモートからのサービス運用妨害(DoS)の脆弱性が存在します。
この脆弱性が悪用された場合、意図しないサービスの停止が発生する可能性があります。
脆弱性を悪用した攻撃はまだ確認されていませんが、今後攻撃が発生する可能性があるため、DNS サーバ管理者はアップデートを適用してください。
影響を受けるシステム
- 9.16系列:9.16.0~9.16.36
- 9.18系列:9.18.0~9.18.10
- 9.19系列:9.19.0~9.19.8
- 上記以外の系列:9.11.4-S1~9.11.37-S1、9.16.0-S1~9.16.36-S1
対策
1.脆弱性の解消 - 修正プログラムの適用
BIND を提供している ISC または各ベンダのアップデートを適用してください。 開発者は、本脆弱性を修正した次のバージョンをリリースしています。- BIND 9.16.37
- BIND 9.18.11
- BIND 9.19.9
- BIND 9.16.37-S1
参考情報
本件に関するお問い合わせ先
IPA セキュリティセンター
E-mail:
更新履歴
2023年1月26日 | 掲載 |
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