※追記すべき情報がある場合には、その都度このページを更新する予定です。
概要
アドビシステムズ社の Adobe Flash Player に、ウェブを閲覧することで DoS 攻撃や任意のコード(命令)を実行される可能性がある脆弱性(APSB15-04)が存在します。
この脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンが制御されたりする可能性があります。
既に、当該脆弱性を悪用した攻撃が確認されているとの情報があるため、至急、修正プログラムを適用して下さい。
対象
次の Adobe 製品が対象です。
- Adobe Flash Player 16.0.0.296 およびそれ以前のバージョン
- Adobe Flash Player 13.0.0.264 およびそれ以前の 13.x のバージョン
- Adobe Flash Player 11.2.202.440 およびそれ以前のバージョン (Linux版)
対策
インストール有無とバージョン確認
- Flash Player のインストール有無とバージョンを確認
次の URL にアクセスし、Flash Player のインストールの有無とバージョンを確認する。
http://www.adobe.com/software/flash/about/
Flash Playerが上記対象のバージョンの場合は、アップデートが必要です。 なお、一つのOSにおいて複数のブラウザ(*1)で、それぞれFlash Playerを利用している場合は、各ブラウザ毎に、Flash Player のバージョンを確認してください。
修正プログラムの適用方法
- 1.Flash Player のアップデート方法
- 2.Google Chrome のアップデート方法
- 3.Internet Explorer のアップデート方法
次の URL にアクセスし、Flash Player の最新版をインストールする。(Flash Player 16 系の最新版になります)
http://get.adobe.com/jp/flashplayer/
Google Chrome は、Flash Player の機構を統合しており、Adobe Flash Player 単独でのアップデートはできません。
次の URL を参考に、最新版にアップデートをするなどの対処を実施してください。
http://support.google.com/chrome/bin/answer.py?hl=ja&answer=95414
Windows 8 用 Internet Explorer 10 および Windows 8.1 用 Internet Explorer 11 は、Flash Player の機構を統合しており、Adobe Flash Player 単独でのアップデートはできません。
次の URL を参考に、最新版にアップデートをするなどの対処を実施してください。
https://technet.microsoft.com/en-us/library/security/2755801.aspx
参考情報
本件に関するお問い合わせ先
E-mail:
脚注
更新履歴
2015年2月6日 | 掲載 |
---|