※追記すべき情報がある場合には、その都度このページを更新する予定です。
MyJVNバージョンチェッカによる最新バージョン利用の簡易チェックが行えます。こちらからご利用ください。
概要
アドビシステムズ社の Adobe Flash Player に、ウェブを閲覧することで DoS 攻撃や任意のコード(命令)を実行される可能性がある脆弱性(APSB14-18)が存在します。
この脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンが制御されたりする可能性があります。
アドビシステムズ社からは、「攻撃対象になるリスクが比較的に高い脆弱性」としてアナウンスがされているため、至急、修正プログラムを適用して下さい。
対象
次の Adobe 製品が対象です。
- Adobe Flash Player 14.0.0.145 およびそれ以前のバージョン
Windows版およびMacintosh版 - Adobe Flash Player 11.2.202.394 およびそれ以前のバージョン
Linux版 - Adobe AIR 14.0.0.110 およびそれ以前のバージョン
Windows版およびMacintosh版 - Adobe AIR 14.0.0.137 SDK およびそれ以前のバージョン
- Adobe AIR 14.0.0.137 SDK & Compiler およびそれ以前のバージョン
- Adobe AIR 14.0.0.137 およびそれ以前のバージョン
Android版
対策
インストール有無とバージョン確認
- Flash Player のインストール有無とバージョンを確認
次の URL にアクセスし、Flash Player のインストールの有無とバージョンを確認する。
http://www.adobe.com/jp/software/flash/about/
Flash Playerが上記対象のバージョンの場合は、アップデートが必要です。 なお、一つのOSにおいて複数のブラウザ(*1)で、それぞれFlash Playerを利用している場合は、各ブラウザ毎に、Flash Player のバージョンを確認してください。
修正プログラムの適用方法
- 1.Flash Player のアップデート方法
- 2.Google Chrome のアップデート方法
- 3.Internet Explorer のアップデート方法
次の URL にアクセスし、Flash Player の最新版をインストールする。(Flash Player 14 系の最新版になります)
http://get.adobe.com/jp/flashplayer/
Google Chrome は、Flash Player の機構を統合しており、Adobe Flash Player 単独でのアップデートはできません。
次の URL を参考に、最新版にアップデートをするなどの対処を実施してください。
http://support.google.com/chrome/bin/answer.py?hl=ja&answer=95414
Windows 8 用 Internet Explorer 10 および Windows 8.1 用 Internet Explorer 11 は、Flash Player の機構を統合しており、Adobe Flash Player 単独でのアップデートはできません。
次の URL を参考に、最新版にアップデートをするなどの対処を実施してください。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/advisory/2755801
参考情報
- Adobe Systems
http://helpx.adobe.com/security/products/flash-player/apsb14-18.html - CVE
CVE-2014-0538 - MyJVNバージョンチェッカ
~ソフトウェアが最新であるか簡易な操作でチェックすることができます~
クライアント用
本件に関するお問い合わせ先
E-mail:
更新履歴
2014年8月13日 | 掲載 |
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