※最新情報は、JVN iPedia(JVN#63940326)をご覧ください。
概要
ソフォス株式会社が提供する「Sophos Disk Encryption」は、ハードディスク上のデータを暗号化するための製品です。Windows の初期設定では、コンピュータがスリープ、休止状態から復帰する際にログオン認証を求められますが、当該製品がインストールされたコンピュータでは、ログオン認証が行われず、第三者によって操作が可能となります。
悪用された場合の影響が大きい脆弱性であるため、できるだけ早急に製品開発者が提供する情報をもとに、「Sophos Enterprise Console (SEC)」を Ver. 5.2.2 以降へアップデートするかワークアラウンドを実施してください。
本脆弱性の深刻度
対象
次の製品が対象です。
- Sophos Enterprise Console (SEC) Ver. 5.1, 5.2, 5.2.1, 5.2.1R2 で管理されている Sophos Disk Encryption 5.61
対策
「Sophos Enterprise Console (SEC)」を Ver. 5.2.2 以降へアップデートするか、ワークアラウンドを実施してください。詳しくは、開発者が提供する下記サイトの情報をご確認ください。
参考情報
- 「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」について
本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき、IPAが製品開発者自身から届出を受け、JPCERT/CC(一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター)が製品開発者と調整を行ない公表したものです。詳細は、下記のURLを参照ください。
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/report/index.html
本件に関するお問い合わせ先
IPA 技術本部 セキュリティセンター
E-mail:
更新履歴
2014年6月24日 | 掲載 |
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