最終更新日:2005年 4月13日
※追記すべき情報がある場合には、その都度このページを更新する予定です。
概要
マイクロソフト社の Microsoft Word に、バッファオーバーランの脆弱性が存在します。
攻撃者がこれらの脆弱性を利用することで、影響のあるコンピュータ上で任意のコード(命令)を実行される可能性があります。また、ユーザが管理者特権でログインしている場合、影響を受けるコンピュータ上で、完全な制御を取得される可能性があります。至急、修正プログラムを適用して下さい。
対象
- Microsoft Word 2000
- Microsoft Word 2002
- Microsoft Office Word 2003
- Microsoft Works Suite 2001
- Microsoft Works Suite 2002
- Microsoft Works Suite 2003
- Microsoft Works Suite 2004
対策
1. 脆弱性の解消 - 修正プログラムの適用 -
マイクロソフト社から提供されている修正プログラムを適用して下さい。
修正プログラムの適用方法には、Office の Update による方法と、個別の修正プログラムをダウンロードしてインストールする方法があります。
なお、各対象ソフトウェアについては、下記のマイクロソフト社からの情報(下記 MS05-023)を参照して下さい。
-
Office の Update による方法
Office の Update の機能を利用することによって、複数のセキュリティ修正プログラムを一括してインストールすることができます。
http://office.microsoft.com/officeupdate -
個々の修正プログラムをダウンロードしてインストールする方法
下記のマイクロソフト社のページより使用するプラットフォーム向けの修正プログラム (KB887977) (KB887978) (KB887979) をダウンロードしてインストールします。
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS05-023.mspx
2. 回避策
マイクロソフト社から提供される情報を参照して下さい。
参考情報
- CVE 番号
CAN-2004-0963 CAN-2005-0558
更新履歴
2005年 4月13日 | 掲載 |
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