6.3 動的なコンテンツを実現するための技術と留意点
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6.3.1 動的コンテンツ

1) コンテンツの種類

一般的に、Webで提供するコンテンツは以下の3種類に分類することができる。

ア) 静的コンテンツ

Webコンテンツ作成者のレイアウトが終わると変更されないコンテンツ。主に、文書や図などが記載されているようなコンテンツ。

イ) 動的コンテンツ

リクエストに応じて、部分的または全体的にコンテンツを生成するWebコンテンツを動的コンテンツと呼ぶ。動的コンテンツは、リクエストのたびに生成されるコンテンツの内容が異なる。代表的な例としては、検索サイト(Webページの入力画面に探し出したい文字を入力し、検索を実行すると検索結果画面を表示する)や掲示板(ユーザが投稿した文字をすぐにWebに反映し表示する)がある。

ウ) ストリーミング

上記2つのコンテンツと異なり、ストリーミングは、リクエストしたコンテンツをダウンロード後処理するのではなく、データを受信しながら、リアルタイムで処理する技術である。例えば、リアルタイムな音声や動画配信がこれにあたる。

2) 動的コンテンツの実現

動的コンテンツを提供するには、Webサーバーで機能拡張を行う必要がある(デフォルトで拡張されているWebサーバーもある)。

動的コンテンツは、主にSSI(Server Side Include)とCGI(Common Gateway Interface)と呼ばれる技術を用いて生成される。SSIは、HTMLファイル中に記述されている実行可能コマンドをサーバー側で実行し、その結果がHTMLに反映されるものである。SSIは、システム時刻やファイル更新日の取得と言った部分的な動的コンテンツを生成する場合に利用されることが多い。

CGIは、WebサーバーとWebアプリケーションとの間の通信の共通インターフェイスを意味しており、環境変数、標準入力や出力などの情報を受け渡しするために必要な仕様である。CGIはSSIの部分的な動的コンテンツ生成とは異なり、複雑で大々的な動的コンテンツ作成に使用される。一般に、CGIはPerlやPHPといったスクリプト/プログラム言語で作成される。

 

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認証システムを利用する際の留意点
第6章の目次
動的コンテンツを利用する際の留意点


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