7.4   PPTP(Point to Point Tunneling Protocol)

  7.4.1 PPTPの動作原理

図:7.4.1 PPTPの動作原理
PPTP(Point to Point Tunneling Protocol)
  PPPのパケットをIPパケットに包み込んで (カプセル化)、IPネットワーク上にPPPパケットをトンネルさせて運び、 リモートアクセスサーバーとの間でPPP接続を確立するというものです。
  PPTPは、現在最も普及しているWindowsによるクライアントサーバー環境で利用できるのが最大のメリットで、 最近のMicrosoft Windowsでは仮想ダイヤルアップサーバーとして実装されています。



  7.4.2 PPTPのフレーム作成手順

図:7.4.2 PPTPのフレーム作成手順

  PPTPの基本的な考え方は、PPPのパケットをIPパケットに包み込んで (カプセル化)、IPネットワーク上にPPPパケットをトンネルさせて運び、 リモートアクセスサーバーとの間でPPP接続を確立するというものです。
  トンネリングには、GRE(Generic Routing Encapsulation)というプロトコルを使用し、カプセル化したパケットデータはVPNインターフェースで、RC4と呼ばれる暗号化アルゴリズムで暗号化されます。



  7.4.3 PPTPの問題点

  PPTPはダイヤルアップ接続用のPPPの拡張プロトコルとして開発されました。したがって、LAN間接続などのPPP以外のプロトコルをつかった接続には利用できません。

最初へ



Copyright ©  2002 Information-technology Promotion Agency, Japan. All rights reserved.