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社会基盤センター

第1回産学連携のためのソフトウェア・シンポジウム~2012年度ソフトウェア工学分野の先導的研究支援事業~

開催概要

  IPA/SECはソフトウェア開発現場での課題解決に資するため、大学・研究機関からソフトウェア工学やソフトウェアの経済的効果に関する研究テーマを公募し、2012年度は5つの大学の研究を支援しました。このたび、広く産業界への普及展開を行うことを目的とし、各大学より研究成果のプレゼンテーションを行います。
  大学は実務へ適用できるような研究テーマを設定しており、近い将来、実用化や現場での実証実験等に結びつけることを想定しています。研究内容に対して開発現場等からの意見がフィードバックされることで、今後の情報交換や共同研究など、さらに質の高い研究が進むことを期待しております。
  各研究成果のプレゼンテーション後、各大学との個別ポスターセッションを行います。関心のある研究成果に対する質疑や意見交換などの時間を設けておりますので、奮ってご参加ください。

資料を公開しました 講演資料を公開しました。プログラム概要欄よりダウンロードいただけます。
動画を公開しました セミナー動画を公開しました。プログラム概要欄より視聴いただけます。
主催 独立行政法人情報処理推進機構
技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター
開催日時 2013年3月11日(月)13:30~16:30
開催場所 〒113-0021
東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス 
17階 会議室A (アクセスマップ
定員 100名
参加費 無料
募集対象 企業および大学関係者

※参加できない場合は、必ずキャンセル処理を行ってください。
※お席に限りがありますので、一部署より多くの方がご参加の場合には調整をお願いさせていただく場合があります。

プログラム1 オーラルセッション

※プログラム内容は変更になる可能性があります。
時刻 概要
13:00
受付開始
13:30~
13:40
開催挨拶

IPA/SEC 所長
松本 隆明
13:40~
14:00
実用性が高い形式工学手法と支援ツールの研究開発

ソフトウェア開発に必要な要求分析とシステム設計は、その完成度と品質がプロジェクトの成功を左右する要因となっていますが、それらを高めるための方法としてSOFL形式工学手法があります。本研究では非形式仕様、半形式仕様、形式仕様から成るSOFL形式工学手法の支援ツールを開発することにより、理解しやすい形式仕様記述によるシステムアーキテクチャーと機能の設計を明確に表現できます。さらに、それぞれの仕様を仮想環境の中で動的に表現(アニメーション化)することによって、顧客からのフィードバックを素早く得ることができ、仕様を効果的に改善することが期待できます。

法政大学
大学院 情報科学研究科 
劉 少英 教授
講演資料ダウンロードPDF文書[756KB]


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14:00~
14:20
要件定義プロセスと保守プロセスにおけるモデル検査技術の開発現場への適用に関する研究

システム構築の上流工程において、その仕様の妥当性を検証するための形式検証技術(モデル検査技術)を一般的な開発者が有効利用可能な場面を想定した方法とその支援ツールを研究開発し、大規模システムにおける仕様誤解や仕様の実現可能性の不具合を上流工程において早期発見できるようにします。

芝浦工業大学
デザイン工学部デザイン工学科
SIT総合研究所ソフトウェア開発技術教育研究センター長
松浦 佐江子 教授
講演資料ダウンロードPDF文書[2.62MB]


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14:20~
14:40
コードクローン分析に基づくソフトウェア開発・保守支援に関する研究

潜在的な不具合の埋込み、一貫した修正への悪影響が指摘されているコードクローン(ソースコード上に存在する同一または類似したコード片)の分析方法について紹介します。具体的には、レガシーシステムの理解支援(細粒度でなるべく多く発見する)、集約支援(集約しやすいものを提示する)、再利用に有用なコード/流用コードの特定(メソッド単位の粒度で検出する)等の利用目的に応じた、コードクローン分析を行うことで、ソフトウェア開発・保守を技術面、管理面で改善します。

大阪大学
大学院 情報科学研究科 
楠本 真二 教授
講演資料ダウンロードPDF文書[523KB]


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14:40~
15:00
ソフトウェア品質の第三者評価を支えるソフトウェアプロジェクトトモグラフィ技術
-ここまで来た「見える化」技術。そして時代は「チケット駆動クラウド環境」へ!-


「自動車の急加速問題(2010年)」とその後の顛末は、ソフトウェア品質の第三者評価の必要性、重要性を再認識する契機となりました。また、「工数や不具合等のデータを外部に示すことへの(心理的)抵抗」が、第三者評価をこれまで難しくしてきましたが、ソフトウェア開発管理のクラウド化が、そうした阻害要因を消し去ろうとしています。本プログラムでは、「開発データの解析と可視化を通じてプロジェクト理解を容易にする」ことでソフトウェア品質の第三者評価の普及、高度化を目指す「ソフトウェアプロジェクトトモグラフィ技術」と第三者評価と親和性の高い「クラウド型の統合的なソフトウェア開発管理環境」を、ケーススタディを交えて紹介します。

奈良先端科学技術大学院大学
情報科学研究科 副研究科長 
松本 健一 教授
講演資料ダウンロードPDF文書[4.5MB]


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15:00~
15:20
モデルを含む設計成果物の集積とその活用方法に関する研究

ソフトウェア・システムモデルの編集履歴等を簡単に収集できるツール、及び、これらのデータを活用するための仕組みを開発しました。その結果、従来はソースコードを対象としてきた定量的手法がモデルを使用した開発にも適用できる仕組みを構築できるようになりました。本プログラムでは、この仕組みを使用して収集したデータをもとにモデルを使用した開発や教育から知見を得る事例を紹介します。

九州大学
システムLSI研究センター
久住 憲嗣 准教授
講演資料ダウンロードPDF文書[1.56MB]


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プログラム2 ポスターセッション

※プログラム内容は変更になる可能性があります。
時刻 概要
15:20~
16:30
ポスターセッション

各発表者によるポスターセッション(パソコンでのデモを含む)です。オーラルセッションの中で興味を持ち、もっと詳しく聞きたい、意見を交わしてみたい、質問をしたいなどありましたら、各大学のコーナーを設けますので、当セッションにて大学へ声を掛けてください。この意見交換の場を通して、産学連携による研究成果の実務への適用や実証実験等への協力、学学連携によるソフトウェア工学研究の発展などにつながることを期待します。

法政大学 劉 少英 教授
芝浦工業大学 松浦 佐江子 教授
大阪大学 楠本 真二 教授
奈良先端科学技術大学院大学 松本 健一 教授
九州大学 久住 憲嗣 准教授