開催概要
米国を中心に海外で広く採用されているアジャイル開発ですが、これまで国内ではあまり普及していませんでした。ところが、ビジネスにおけるグローバル化が拡大するとともに、ビジネス環境の変化もますます激しくなってきた昨今、その必要性に駆られてアジャイル開発に取り組むITベンダーが増えてきています。
本セミナーでは、先進的なITベンダーにおけるアジャイル開発の取組みに関する最新の状況や事例を紹介します。アジャイル開発のパートナーを求めておられるユーザー企業や、これからアジャイル開発に取り組みたいと考えられているベンダー企業にとって、ご参考となることを期待しています。
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講演資料を公開しました。プログラム概要欄よりダウンロードいただけます。 |
主催: | 独立行政法人情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター |
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共催: | 一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA) 一般社団法人情報システム・ユーザー協会(JUAS) |
開催日時: | 2012年10月24日(水)13:00~18:00 |
開催場所: | IPA 13階会議室 |
定員: | 100名 |
参加費: | 2,000円(税込) ・参加費は、会場受付時に現金でお支払いをお願い致します。 ・受付にて、領収証を発行致します。 ・お釣りのないようにご用意をお願い致します。 |
募集対象: | アジャイル開発のパートナーを求めているユーザー企業や、これからアジャイル開発に取り組みたいと考えているベンダー企業の管理者等。 |
※参加できない場合は、必ずキャンセル処理を行ってください。
※お席に限りがありますので、一部署より多くの方がご参加の場合には調整をお願いさせていただく場合があります。
プログラム
時刻 | 概要 |
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12:30 |
受付開始 |
13:00~ 13:15 |
IPA/SECにおけるアジャイル開発に関する取組みの最新状況 IPA/SECが取り組んでいる、非ウォーターフォール型開発の代表であるアジャイル開発手法について、下記を含む最近の取組み状況の概要をご紹介します。
IPA/SEC エンタプライズ系プロジェクトリーダー 山下 博之 講演資料ダウンロード ![]() |
13:20~ 14:10 |
NTTデータにおけるアジャイル開発の取組み NTTデータにおけるアジャイル開発の各種の取組みについてご紹介いたします。
IPA/SEC非ウォーターフォール型開発WG委員 株式会社NTTデータ 戸村 元久 氏 講演資料ダウンロード ![]() |
14:10~ 14:20 |
休憩 |
14:20~ 15:10 |
NECにおける非ウォータフォール開発に対する取組み NECでは、従来型のウォーターフォール開発が社会の構造変化に対応困難になっている側面を重視し、非ウォーターフォール開発への取組みを進めております。フレキシビリティとスピード開発はあらゆるソフトウェア開発で重要であり、対象となるソフトウェアの特性により様々な施策を検討・実施中です。特に、中小規模開発向けのアジャイル開発を加速させ、陥りがちな失敗を回避するための、主要なアジャイル開発プラクティスとNEC独自の品質会計などのノウハウを統合した開発ガイドを策定し、普及・展開を推進しております。本講演では、これらの活動概要をご説明いたします。 IPA/SEC組込み系プロジェクト 総合部会委員 日本電気株式会社 岩崎 新一 氏 講演資料ダウンロード ![]() |
15:15~ 16:05 |
日立製作所におけるアジャイル開発の取組み 近年、ビジネス環境の変化が著しくなる一方で、ビジネスに活用される情報システムに対しても、変化への迅速な対応が求められるようになってきました。こうした中で、ユーザー企業からアジャイル開発を求められる事例も出てきています。日立製作所では、比較的大きな規模のエンタプライズ系システム開発案件に対してもアジャイル開発のメリットが享受できるよう、アジャイル開発の特徴を開発方法論(HIPACE)に取り込む手順を体系化しました。今回はこの中から、エンタプライズ系システム開発プロジェクトの中でアジャイル開発を上手く活用していくための考え方を説明します。 株式会社日立製作所 向坂 太郎 氏 ※講演資料の公開予定はございません |
16:05~ 16:15 |
休憩 |
16:15~ 17:05 |
富士通におけるアジャイル開発の取組み 本格的なアジャイル開発普及に向け実施している取組みをご紹介いたします。
富士通株式会社 宇野 和義 氏 IPA/SEC非ウォーターフォール型開発WG委員 富士通株式会社 和田 憲明 氏 講演資料ダウンロード ![]() |
17:10~ 18:00 |
住友電工におけるアジャイル(スクラム)の試行と評価 住友電工(株)情報システム部および住友電工情報システム(株)では基幹系システムを開発しており、楽々Framework II での組立型開発による高い生産性や CMMIレベル5を達成したプロセスによる充実した品質管理が特徴となっています。一方、要件開発や上流工程を担当できるSEの育成という点では改善ニーズが高く、解決策の1つとしてスクラムの技術的な試行・評価を行いました。本講演ではこれらの取組みと従来手法とのQCDの比較、統計的品質管理について報告します。 住友電気工業株式会社 中村 伸裕 氏 講演資料ダウンロード ![]() |