開催概要
11月末からIEEE(※1)の代表的な国際会議であるISSRE(※2)が広島で開催されます。第22回目を迎えるISSREの日本開催に伴いまして、ISSRE運営委員会委員長であるChillarege博士が来日します。広島での会議に参加できない方に向けて、同博士を招いて「SEC特別セミナー」を開催いたします。
Chillarege博士は、ソフトウェア工学およびその産業界への実践者として著名なIEEEフェローです。産業界においてディペンダビリティ向上のために実践されている方法論の動向および高信頼性ソフトウェアを開発するために実践されている同博士開発の手法を、チュートリアルおよびワークショップを通して理解を深めていただきます。
※1:IEEE:The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.,
※2:ISSRE:International Symposium on Software Reliability Engineering
主催: | 独立行政法人情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター |
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開催日時: | 2011年12月5日(月)9:55~17:00 |
開催場所: | 〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス 17階A会議室(アクセスマップ) |
定員: | 100名 | 参加費: | 無料 |
対象: | ・ソフトウェアエンジニアリングに興味をお持ちの方 ・ディペンダビリティ向上のための方法論の動向や高信頼性ソフトウェア開発の手法に興味をお持ちの方 |
ITコーディネータの方へ
本セミナーは、ITコーディネータ協会(ITCA)に後援をいただいていますので、知識ポイント獲得の機会となります。ITコーディネータの方も奮ってご参加ください。
ポイント認定につきましては、遅刻・早退を認めておりませんので、あらかじめご了承ください。 |
● セミナー終了後、事務局確認印を押印いたします。
氏名、ITC資格Noをご記入の上、受付にお越し下さい。
(事務局確認印が無い場合、ポイントは無効です)
プログラム 【逐次通訳付き】
※本講演の講師はすべて Dr. Ram Chillarege となります
時刻 | 概要 |
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9:30 |
受付開始・開場 |
9:55 ~10:00 |
オープニング 松田 晃一 |
10:00 ~12:30 |
ODC(※3) 概要およびソフトウェア開発プロセスにおけるODCの活用の方法、効果等 |
12:30 ~13:30 |
昼食、休憩 |
13:30 ~15:30 |
ソフトウェアの信頼性実現へのアプローチ、ワークショップ |
15:30 ~15:45 |
休憩 |
15:45 ~16:55 |
ソフトウェア工学の実践状況、質疑応答等 |
16:55 ~17:00 |
クロージング IPA/SEC 副所長立石 譲二 |
※3:ODC:Orthogonal Defect Classification、開発中に発生するバグの原因解明のための分類、分析手法
■Dr. Ram Chillarege 略歴
- Chillarege Inc., 社長
- IEEE Software Reliability Engineering運営委員会委員長
- IBM Center for Software Engineering開設およびマネージャ、10年以上
- 1993年、ODC(Orthogonal Defect Classification)を発明し、IBM発明貢献賞
- 2004年、IEEEからODCの発明に対する技術貢献賞
- B.Sc., Univ. Mysore
- B.E., M.E., Indian Institute of Science
-
Ph.D., Univ. of Illinois