概要
経済産業省プロセス改善研究部会は、主としてISO/IEC 15504(JIS X 0145として発行予定)によるモデルを活用するとともに、モデルに依存しないプロセス評価・改善を広く実践するべく活動を進めています。この部会活動には、産業界および学会の皆さんの積極的な協力を得ており、改めて感謝いたします。
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、そのソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)を通して、部会からの成果を実践に結び付け、産業界での実践による効果発揮のための推進をしております。IPA/SECによる、推進活動としては、成果物の印刷物としての発行、セミナー等を通した紹介、SECホームページを通した成果物の提供等を実施しております。
今回、プロセス改善研究部会からの成果で、既に発表してきた「プロセス改善ナビゲーション・ガイド」および「プロセス改善事例集」に加え、「ソフトウェアプロセスの供給者能力判定及びアセスメントキット-IPA版」(以降、「SPEAK IPA版」と略称する)をSECホームページから広く自由にダウンロードしてお使いいただけるようにしました。
なお、今回発表させていただく「SPEAK IPA版」は以下により提供可能になりました。関係各位に改めて謝意を表します。
- 新日鉄ソリューションズ株式会社が開発し知的所有権を有するSPEAKをベースに、社団法人情報サービス産業協会が知的所有権を有するSPINACHを組み込み、両者の許可を得て経済産業省タスクフォースであるプロセス改善研究部会で広く一般に公開できるよう編集作業を行なったものです。
- SPEAKは新日鉄ソリューションズ株式会社の登録商標で、IPAがその使用許諾を得ているものです。
- 「SPEAK IPA版」は、次の三者が共同知的所有権を保持するとともに、次の三者により無償で再配布されることが許可されています。
新日鉄ソリューションズ株式会社
社団法人情報サービス産業協会
独立行政法人 情報処理推進機構

(2007/09/26)