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世界初のCMMI(能力成熟度モデル統合)モデルの公式翻訳版の公開

2015年8月4日 更新
2004年4月1日 公開
独立行政法人 情報処理推進機構
ソフトウェア・エンジニアリング・センター

CMU/SEI が承認したCMMI(能力成熟度モデル統合)モデル V1.1 版の公式日本語訳の公開について

 独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA、理事長:藤原 武平太)は、「CMMI(Capability Maturity Model®Integration;能力成熟度モデル統合)」の日本語訳が完成し、カーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリング研究所(CMU/SEI)が認める公式日本語訳として公開いたしました。

 IPAは、著作者の意図どおりに理解することのできる正確な日本語訳を提供することで、わが国のソフトウェア産業の発展に資することを目的に、CMU/SEIが開発した、組織のソフトウェアの開発能力向上のためのモデルであるCMMIについて、2003年9月、CMU/SEIと翻訳権に関する契約を締結いたしました。日本SPIコンソーシアム(JASPIC)による厳格な翻訳作業と、独立品質保証チームによる検証作業により、公式日本語訳として、ここに公開できるに至りました。

 仕様の複雑化・多様化、開発規模の増大、要求される開発期間の短縮など、ソフトウェア開発を取り巻く環境はますます厳しくなり、品質と生産性の向上は以前にも増して大きな課題になっています。このような環境変化の中、望まれるQCD(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)を達成するために、多くの企業が、CMMIを用いてプロセス改善活動に取り組み始めています。CMMI(Capability Maturity Model Integration, Version 1.1 - CMMI for Systems Engineering, Software Engineering, Integrated Product and Process Development, and Supplier Sourcing (CMMI-SE/SW/IPPD/SS,V1.1))の日本語訳が、CMU/SEIの認める公式日本語版として完成し、公開の運びとなったことは大きな朗報であり、日本のソフトウェア産業の発展に資することを祈念いたします。

調印式と贈呈式
調印式 (SEI会議室) 贈呈式 (SEI Conference Room)

「CMMIモデル公式日本語版」の公開について
「CMMIモデル公式日本語版」については、下記URLにて公開いたします。無償でダウンロードし、自由にご利用いただけます。

※カーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリング研究所(SEI)も独立行政法人情報処理推進機構(IPA)も、当ソフトウェアおよび関連文書につき、明示または黙示を問わず、いかなる保証責任(瑕疵担保責任、権利の瑕疵についての責任を含む)も負わず、現状有姿のままで提供するものです。


CMMI モデル-公式日本語翻訳版の詳細については、こちらを参照してくださ い。
◆CMMI V1.2公式日本語版は【こちら】(※現在は提供されておりません)

※「CMM V1.3日本語版」が公開されています。
  CMMI Instituteの下記ページよりダウンロードいただけます。
  http://cmmiinstitute.com/resources/


(注1)CMU/SEI(カーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリング研究所、Carnegie Mellon University, Software Engineering Instituteの略称):
ソフトウェアエンジニアリング研究所(SEI)は、カーネギーメロン大学(CMU)が運営します「連邦政府財政負担研究センター(FFRDC)」です。SEIは、米国国防省から資金援助を受けた契約に基づいて業務を行なっています。

(注2)CMMI(能力成熟度モデル統合、Capability Maturity Model Integrationの略称):
CMMIは1989年にCMU/SEIにより開発されたプロセス成熟度モデルが原型になっています。当初開発されたモデルは、SW-CMM(Capability Maturity Model for Software)と呼ばれ、ソフトウェア開発を行うための組織機構の成熟度レベルを5段階に分けて、段階的に評価する内容でした。SW-CMMが浸透するに連れて、適用範囲・分野も拡大し、適宜派生モデルが開発されていきました。これらの派生モデルを統合し、ISO/IEC15504への対応も考慮したモデルとしてCMMIが開発されました。

(注3)CMMI-SE/SW/IPPD/SS(CMMI for Systems Engineering, Software Engineering, Integrated Product and Process Development, and Supplier Sourcingの略称):
SE(System Engineeringの略称):
システムエンジニアリングは、システム全体の開発を扱います。このシステムは、ソフトウェアを含む場合も、含まない場合もあります。
SW(Software Engineeringの略称):
ソフトウェアエンジニアリングは、ソフトウェアシステムの開発を扱います。
IPPD(Integrated Product and Process Developmentの略称):
製品ライフサイクルを通して、利害関係者と協調の取れた製品開発を扱います。
SS(Supplier Sourcingの略称):
製品やサービスの取得が重要な場合の供給者管理を扱います。
® - CMMI および Capability Maturity Model は、米国特許商標局に登録されています。


更新履歴

2011年11月29日 CMMI V1.2公式日本語版リンクを更新しました。
2013年1月11日 CMMI V1.2公式日本語版リンクを更新しました。
2015年8月4日 CMMI V1.3日本語版の案内を追記しました。

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