デジタル人材の育成
セキュリティ・キャンプ事業紹介
「セキュリティ・キャンプ」は、学生に対して情報セキュリティに関する高度な技術教育を実施し、次代を担う情報セキュリティ人材を発掘・育成する事業です。2004年に開始され、現在は全国大会を首都圏で毎年1回、2013年に開始された地方大会を毎年各地で10回程度開催しています。 全国大会、地方大会とも、参加するには応募課題を提出し、書類審査に通過する必要があります。
セキュリティ・キャンプ全国大会は、情報セキュリティに関する高度な技術教育と倫理教育を、審査に通過した22歳以下の学生・生徒に対して実施するもので、セキュリティ・キャンプ事業の中心的な行事です。4泊5日の合宿形式で行うことから「キャンプ」と称しています。
セキュリティ・キャンプ全国大会修了生の次のステップとして、さらに高度な教育を行うための特別プログラムとして、セキュリティ・ネクストキャンプを2019年に新たに併催いたしました。情報セキュリティの多様なシーンに対応し、新たな価値を生み出していけるトップオブトップの人材、フルスタック・エンジニアと呼ばれる人材を発掘・育成することを目的とします。全国大会修了生でなくても、修了生のレベルに匹敵する、もしくはそれ以上のスキルを有していれば大歓迎です。
全国大会の一枠で行われていたジュニア開発ゼミを、15歳以下対象のイベントとして2023年度より新設しました。
日本国内の学校に在籍されている生徒・児童ならどなたでも参加いただけます。全国大会・ネクストキャンプと併せて開催されます。
全国における情報セキュリティ人材の早期発掘と育成を目的に、各地で専門講義を実施しています。全国大会と比較して、期間が1日程度と短いことから「ミニキャンプ」とも称しています。対象は25歳以下の学生で、参加するには、応募課題を提出し、合格する必要があります。
なお、地域によっては、学生以外の一般の方も参加することのできる情報セキュリティ啓発の場として、「一般講座」というセミナーを開催しています。
過去にセキュリティ・キャンプに参加した修了生どうしや講師等との年度を超えた交流の場の提供、および修了後の活動成果発表を通じた修了生の認知度向上と産業界での活躍に向けたきっかけの提供、という2点を目的として実施する半日程度のイベントです。毎年2~3月のサイバーセキュリティ月間に合わせて開催しています。
次代を担う日本発で世界に通用する若年層の情報セキュリティ人材を発掘・育成するため、産業界、教育界を結集した講師による「セキュリティ・キャンプ」を実施し、それを全国的に普及、拡大していくことを目的とした団体です。2012年に結成され、多数の民間企業・団体が参画しています。IPAは、特別会員として、本会に参加しています。