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未踏IT人材発掘・育成事業:2018年度採択プロジェクト概要(小野PJ)

最終更新日:2018年7月3日

1.担当PM

首藤 一幸(東京工業大学 情報理工学院 准教授)

2.採択者氏名

小野 諒人(立命館大学 情報理工学部 情報システム学科)

3.採択金額

2,304,000円

4.テーマ名

ダークウェブ統合分析プラットフォームの開発

5.関連Webサイト

なし

6.申請テーマ概要

 近年、ダークウェブと呼ばれるインターネット空間が急速に拡大し、社会的な問題となっている。ダークウェブには、違法ドラッグや盗まれた個人情報が販売される闇マーケットや、児童ポルノの共有フォーラムなどが存在する。現在の主流なダークウェブは、Tor秘匿サービスと呼ばれるネットワーク上に存在する。Tor秘匿サービスとは、Torという匿名化ネットワークによって匿名化されたWebサービス群である。Tor秘匿サービスは、ネットワークの構造上Googleのような網羅的な検索エンジンが存在せず、その実態の解明が難しい。
 本プロジェクトでは、ダークウェブの分析プラットフォームを開発する。これにより、ダークウェブ全体のトレンドを分析したり、新しくできたサイトを検知したりすることができるようにする。具体的には、ダークウェブ専用のスパイダープログラムを実行したり、Tor秘匿サービスのシステムを分析したりすることで、様々な情報を収集し上述の機能を提供する。

7.採択理由

 ダークウェブは、ある種の技術を使って匿名で運営されているウェブサーバの総称である。このダークウェブを対象として、運営側の活動を分析する方法やプラットフォームを開発しようという提案である。
 匿名性のための技術を開発している側とのイタチごっこになる可能性はある。また、成果が出た際に、ただ広く公開すればいいものでもない、といった社会的な難しさもある。より良い社会(僕らの幸せ)に直結する成果を期待している。

更新履歴

2018年7月3日 2018年度採択プロジェクト概要(小野PJ)を掲載しました。

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